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【報告】派遣村全国シンポジウム

6月28日

「派遣村」全国シンポジウム

「派遣村から見えてきたもの 今こそ労働者派遣法の抜本改正とセーフティネットの構築を」


格差と戦争にNO!


格差と戦争にNO!

【案内】講演会 貧困時代に問う「権利としての労働」

【講演会】
貧困時代に問う「権利としての労働」


講師 笹沼弘志さん(静岡大学教員・憲法学)


日時 7月25日(土)午後6時~


会場 文京区民センター3階C会議室

(春日駅・後楽園駅・水道橋駅)
http://www.cadu-jp.org/notice/bunkyo_city-hall.htm
http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754


参加費 700円


国連・憲法問題研究会

連絡先 千代田区富士見1-3-1上田ビル210工人社気付
℡03-3264-4195fax03-3239-4409
http://www.winterpalace.net/kkmk/
kkmk@winterpalace.net


■昨年秋以降、世界金融恐慌のもと、世界中で失業者が増加しています。日本では昨秋から「派遣切り・期間工切り」と呼ばれる労働者をモノのように切り捨てる解雇が横行。ハローワークには求職者が殺到。日本の失業率が過去最悪の5.5%を超える「大失業時代」の危険性が指摘され、貧困層・失業者・野宿者が増加しています。
 一方、労働者は貧困と失業への恐怖からいっそうの長時間・過密労働に駆り立てられようとしています。この「大失業」に対して出されている「雇用・就労対策」の多くは、「サービス残業」=不払い残業の横行を放置したままの「日本型ワークシェアリング」など、現在の「働き方・働かせ方」のあり方を問わない的外れなものです。
 この状況の下で、憲法27条第1項「労働の権利」はどのように主張され、実現されるべきでしょうか。「ワークフェア」など就労を義務化する政策は正しい選択なのでしょうか。
 失業が拡大する「貧困時代」の現代にこそ、労働者のモノ化や貧困者への差別を生み出している現在の「労働」觀を拒否する価値観の転換が問われているのではないでしょうか?
 「権利としての労働」の観点から笹沼弘志さんに話していただきます。


◆笹沼弘志(ささぬまひろし)さん
1961年生まれ。静岡大学教員。憲法学専攻。人権理論、野宿者のための静岡パトロール事務局として活動。
著書に『ホームレスと自立/排除』(大月書店)、『えほん 日本国憲法』(監修、明石書店)、『改憲という名のクーデタ』(共著、現代企画室)

【呼びかけ】7.19 加瀬勉さんを囲む会へ参加を

7.19 加瀬 勉さん〈三里塚一坪共有地提供者、大地共有委員会(Ⅱ)代表〉を囲む会

三里塚闘争と一坪共有地運動について


日時 7 月19 日(日)/午後1時15分~

場所 東京しごとセンター5Fセミナー室(JR飯田橋駅東口下車徒歩7分)
http://www.tokyoshigoto.jp/traffic.php


■会の内容■
  お話 加瀬勉さん(共有地提供者、大地共有委員会(Ⅱ)代表)
  DVD上映─成田空港、東峰・木の根・横堀地区、各共有地、旗開き・東峰デモなど
  各地の共有者から発言

カンパ 500円

主催 三里塚芝山連合反対同盟大地共有委員会(Ⅱ)
   三里塚・暫定滑走路に反対する連絡会

連絡先 〒289-1601 千葉県山武郡芝山町香山新田131-4 電話&FAX0479-78-0039


10.22平行滑走路供用強行に抗議する 


 国交省と空港会社は、4月10日、成田空港暫定滑走路北伸工事を10月までに完成させ、2010年3月供用を半年前倒しして10月22日供用を強行することを明らかにしました。フェデックス機大事故(3月23日)によって、各国の航空機170便が欠航、他空港に行き先変更となってしまい膨大な損失となってしまったから、ジャンボ機も離発着できる暫定滑走路北伸早期完成・供用するというのです。現在の暫定滑走路を2500mにし、さらに南側に延長して、3500m級の滑走路にすることも明言しています。東峰地区住民の頭上にジャンボ機を飛ばし、今以上の騒音と排気ガスを撒き散らそうとしています。明らかに住民追い出しをねらった暴挙です。これだけではありません。現在年間20万回の発着回数を30万回に増やす計画も明らかにし、空港公害の拡大にひた走っています。
 森中空港会社社長は、「暫定滑走路2500メートル化が実現すれば安全性が高まり、アジアの空港間競争が激化する中、質の高い安全な空港としてアピールしていく」などと発言しています。フェデックス機大事故の事故調査委員会の報告も出ておらず、ましてや具体的な安全対策を提示することもせず、ひたすらアジア国際空港競争からの遅れを取り戻すことを強調しています。羽田空港新滑走路供用と合わせて2010年「航空ビックバン」と称する過密運航化=安全軽視、事故多発が必至です。三里塚農民に連帯し、生存権・環境権・人権を守り抜こうではありませんか。


一坪共有地堅持!農民追い出し許さない


 B滑走路前倒し供用強行に先行して空港会社は、08年12月、空港内に存在する一坪共有地を買収しようと、全国の共有者約千人に売却を迫る手紙を送付し、09年2月にも手紙を再送しました。手紙は、空港問題の歴史的経緯に触れず、反省もなく、「売れ」と言うのみです。利益優先主義が空港会社の一貫した姿勢であり、東峰住民への追い出し強化とともに絶対に許すことはできません。
 反対同盟大地共有委員会は、加瀬勉さんが先頭になって空港会社の一坪共有地売却強要に反撃し、続いて大地共有委員会の声明、ニュースレターの全国発送を行いました。本年の1月11日、反対同盟旗開き後、木の根ペンションで加瀬さんが「一坪共有地堅持 農民追い出し許さない」をテーマに今後の共有地運動にむけて提起し、参加した支援とともにスクラムを強化していくことを確認しました。7・19加瀬勉さんを囲む会は、今後の共有地運動を具体的に発展させていくために設定しました。一坪共有者、支援の皆さんぜひご参加ください。