【案内】雇用・生活・生存を支える仕組み―民主党政権下で問い直す
グローカル座標塾第2回
【雇用・生活・生存を支える仕組み
――民主党政権下で問い直す】
□1月15日(金)午後6時30分開始~9時終了
◇白川真澄(ピープルズプラン研究所)
◆文京シビックセンター3階
○東京メトロ南北線・丸の内線「後楽園駅」徒歩1分○都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分○都営バス「春日駅前」徒歩0分○JR総武線「水道橋駅」徒歩8分
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
http://www.b-civichall.com/access/main.html
◆参加費 第6期(3回)2500円 1回ずつの場合 1000円
※要申込み。申込みは下記へ(1回だけでも参加可能ですが、期限後は申込できない場合もあります。詳しくは問い合わせください)
◇講師の講義レジュメを使用します。受講者に事前にお送りします。
ここ数年、日本では「貧困」の問題が最大の社会問題として浮上し、生存権の保障が緊急の課題となっている。働いても働いても貧困に陥るワーキングプアの急増、「派遣切り」で仕事と同時に住まいも失う非正規労働者、働いていても年収171万円で暮らすことを強いられるシングルマザー、平均4万8千円しか支給されない国民年金の受給者、貧困層の1/5しかカバーできない生活保護。
この貧困の現実を直視し、解決するために何が必要か。雇用の機会と生活できるだけの賃金の保障にとどまらず、すべての人に所得を保障するベーシック・インカムの導入が提起されている。民主党が「国民の生活が第一」を掲げて政権の座に就いたが、雇用・生活・生存に関わる問題は前向きに取り組まれるのか。リアルに検証してみたい。
◎連絡・申込先
東京都千代田区富士見1-3-1上田ビル210工人社
TEL 03-3264-4195 FAX 03-3239-4409
http://www2s.biglobe.ne.jp/~mmr/glocal
E-mail: im43wj【@】bma.biglobe.ne.jp
(【@】=@ 迷惑メール防止のための表記です)
(TEL・FAX・メール等でお申し込み下さい)
振込先 郵便振替00160-7-48406 工人社
※これまでの座標塾・ブックレット等は下記
http://www.winterpalace.net/zahyoujuku/
第6期(09年11月~10年2月)
第1回 経済危機は乗り越えられたのか
09年11月13日(金)=終了 白川真澄
第2回 雇用・生活・生存を支える仕組み――民主党政権下で問い直す
2010年1月15日(金) 白川真澄
第3回 正義=公共性の再構築
2010年2月12日(金) 宮部彰
【呼びかけ】一坪共有地裁判闘争資金カンパのお願い
一坪共有地・団結小屋強奪裁判闘争資金カンパのお願い
三里塚芝山連合空港反対同盟大地共有委員会(Ⅱ)
成田国際空港株式会社(以下空港会社)は、本年10月、一坪共有地を強奪するために共有地6カ所と団結小屋の撤去・土地明け渡しを求める訴訟を共有者及び反対同盟を相手に起こしました。(詳細は裏面の資料参照)また、併せて共有運動の連絡先となっている団結小屋の撤去・土地明け渡しを求める裁判を反対同盟を相手に地主を原告として起こさせました。
空港会社は2008年12月と09年2月の二度にわたって全国の共有者約1000名に対して一坪共有地売り渡しを迫る手紙を送り付けました。しかし、それに応じる共有者は一部です(報道によれば売却してもよい、話をしてもよいと回答したのは約130名。実際に売却に応じた人数は不明)。大多数の共有者は断固拒否しました。
1991年から反対同盟と国・運輸省─空港公団(当時)の間で始まったシンポ・円卓会議の中で運輸省と公団は、これまでの農民の意志を無視し国家権力の暴力を使って推し進めた空港建設のやり方を謝罪し、反省して二度とそのような強権的な手段を用いないと約束しました。そして事業認定を取り下げ、強制収用ができななったのです。
しかし、その後も空港会社(公団)は農民の反対にもかかわらず一貫して空港の拡大を続けてきました。そして、今回も空港機能の整備と称して一坪共有地の売却を迫ってきたのです。これは司法権力を使って有無を言わさず土地を取り上げるという、強制収用と何ら変わらない強権的なやり方です。過去の「反省」や「謝罪」「約束」など完全に反故にしてしまったのです。
今回の裁判提訴の狙いは、一坪共有地の強奪にとどまりません。苛酷な環境や様々な政治的な圧力にも屈せず用地内に住み続け、農業を営む農民をさらに孤立化させ追い出そうとする攻撃の一環にほかなりません。空港会社は、用地内農民を追い出して滑走路をさらに延長しようと目論んでいます。森中小三郎社長は当初計画にもなかった平行(B)滑走路延長の野望を公言しています。
羽田空港の国際化、ハブ空港化論など、首都圏の国際空港としての独占的地位を脅かされつつある成田空港は、さらに空港の拡張をもって競争力をつけようと必死になっています。そのためには用地内農民の叩き出し、空港反対派の一掃は不可欠です。空港会社の飽くなき利潤追求のために農民の生活を破壊し、自らの土地から追い出すことを許してはなりません。40年余にわたって不屈に闘い続ける農民と、全国の三里塚に心を寄せる人々の連帯を再度築いていこうではありませんか。
今回「被告」として提訴された共有者は67名ですが、これは全ての共有者にかけられた攻撃です。反対同盟とすべての共有者が一体となって裁判闘争を闘って行かなければならないと考えます。
裁判にあたっては費用がかかります。当面、代理人弁護士の着手金として1人100万円(5件分2人を予定)。更に出廷費用、打合せ費用、文書作成など合計最低300万円は必要です。またニュースレターの作成・郵送費に一回約10万円かかります。是非、共有者の皆さんのカンパをお願いいたします。
1口 2000円 (余裕のある方は何口かをお願いします)
三里塚芝山連合空港反対同盟大地共有委員会(Ⅱ)
連絡先:〒289─1601 千葉県山武郡芝山町香山新田131─4
電話&FAX0479─78─0039
振替口座 00290─1─100426 大地共有委員会(Ⅱ)
大地共有委員会ブログ
http://blog.livedoor.jp/kyouyutisanri/archives/86672.html
三里塚・暫定滑走路に反対する連絡会の集会
加瀬勉さんの発言(09.10.18)
空港会社株式会社は、我々の一坪共有地金銭売渡の訴訟を起こした。これは司法の名にもとづく土地の強奪であり、憲法で保障された財産権の侵害である。空港公団を引き継いだ空港株式会社は政府持ち株百%である。政府は空港株式会社に訴訟と取り下げを命令せよ。
TOKYOメデフェス2009:成田空港プロジェクト分科会
柳川秀夫さん(反対同盟世話人)の発言(09..9.20)
1991年から政府とシンポジウムを開始し、どんな状況でも強制的手段はとらないことを約束させ、事業認定を法的に取り消した。ところが空港会社は、仮処分決定からお金による売却明け渡し申請を提訴した。これは形を変えた「強制代執行」だ。どうして約束を破るような事態になったのかを問いただしていきたい。