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こどもの頃、夢中になった本は?

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国際こどもの本の日

 

こどもの頃、

夢中になった本は?

 

 

汽車のえほん全15巻

片面文章、片面挿絵という、

テレビでCGになる元の本

 

原作は、イギリスで1945年より

出版されたもの。

最新刊は、第42巻(2011年)。

日本版は1973年より翻訳・出版。

最新刊は、第27巻(2023年)。

<28巻以降、未翻訳>

 

 

 

正確には、

「絵本(の挿絵)」時代

1973年 日本語版刊行~

 

 

 

テレビ放送になって

「鉄道模型」時代

1983年

 

 

 

 

(↓このコマは、上記「絵本」時代の

3番めの画像に相当)

 

(模型ではコストがかかりすぎる

ということで)

「3D CG」時代

2009年より完全CG化~

 

 

 

そして

「アニメ」時代に

至っている。

2021年~

 

 

 

新キャラクター カナ(日本)

[→後述]

 

 

 

なんだか、

「精密感」「写実性」もない、

「(生命線である顔の)表情」も貧しい、

すごいアニメになってしまった感。

カナダのネルバナ(Nelvana)という

アニメの製作会社によるもの。

 

ココの作品

 

サイドキック(2010年)

 

爆丸バトルブローラーズ(2007年)

 

なんか独特の作風…。

 

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キャラクター

 

主役の「トーマス」はいいとして、

ワタシが絵本時代に覚えた数を

はるかに超え、

キャラクターが

圧倒的に増えている。

 

基本的に増えるパターンとしては

『トーマスシリーズ』を

ある国で「営業をかけたい」

 

これは、

日本での「劇場版」のときに

登場した「ケンジ」

外国の機関車を出したところで

子どもたちは別に喜ばない。

 

元ネタは、新幹線の基本形

おなじみ

新幹線0系

もう、無理やり

という感じがしなくもないが、

営業的に儲かればいいことだ。

 

 

架線がないところでどう走るのか?

というツッコミには

蓄電池で走る、と説明されている。

 

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中国の機関車は、

「ホンメイ」

 

「ヨンパオ」

 

しかし、『トーマスシリーズ』を

中国で

「営業をかけたい」場合、

日本の

新幹線「ケンジ」のように

中国の高速鉄道の

キャラクターを

用意しなければ、

中国人の子どもたちは

納得しないだろう。

 

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インド

 

南インド出身の

「アシマ」

なんで「インド出身」ではなく

「南インド出身」とするのか?

不勉強でわかりません。

 

インドの市場に打って出るには

どうすればよいのか?

 

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アフリカ系

 

ケニアから

「ニア」

 

「アフリカ圏からも入れろ」

という圧力があったという説も…

 

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でも、モトモトは

「インド」も「ケニア」も

イギリスの植民地。

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フランス

 

電気機関車

「エティエンヌ」

堂々とパンタグラフを

のばしている。

「蓄電池」などと言い訳をしない。

 

 

しかし、「エティエンヌ」が登場する

劇場版は、

機関車がレースをするというストーリー。

 

劇場映画「走れ! 世界のなかまたち」に

登場するフランス代表の

電気機関車のエティエンヌ。

 劇中、エティエンヌは

グレート・レイルウェイ・ショーで

 「機関車スピードレース」に出場して、

優勝したと同時に

新記録を達成します。

フランスの子どもたち

大喜び?忖度?

 

元ネタは

フランス国鉄9004電気機関車

1955年3月29日に、

当時の鉄道車両の世界記録となる

時速331㎞を記録

(これは、ホントの話です)

 

よく見ると「エティエンヌ」の上には

架線が張られていたりする。

 

反則じゃねーのか?

 

 

 

当然、電気機関車なので

架線から電気を取り入れて

走ります。

 

 

 

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イタリア

 

心優しくも情熱的な

女の子きかんしゃ

「ジーナ」

 

 

よく見ると、

顔がラテン系?

 

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ドイツ

 

流線型の車両がいた

「ヒューゴ」

流線型ボディーの

ディーゼル気動車。

 

このときの、お話の題名

「みらいのきかんしゃ」

「ヒューゴとひこうせん」

 

 

これ、元ネタは

第二次大戦前のドイツの

シーネンツェッペリン

(Schienenzeppelin)

もしくは

レールツェッペリンと

呼ばれている車両

 

未来どころか、

戦前ですよ。

やっぱり、

ドイツってすごいよ。

 

1930年製、

1931年5月に初めて時速200Kmを突破、

1939年に金属を

軍事目的に転用するために解体。

 

1939年は、ドイツがポーランドに侵攻、

イギリス、フランスが

ドイツに宣戦布告をして

第二次大戦が始まった年です。

 

 

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トーマスの

ドイツ人のいとこ、

80cm列車砲 グスタフ

 

こんなやついません

 

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せかいのなかまたち

 

 

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ふたたび日本

 

アニメ版の新キャラクター

電車のカナ

 

 

顔から火花を散らして

走るようだ。

これって

「漏電」じゃないの?

 

元の電車はなんだろう?

JR東日本のE353系???

 

 

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ヒロ

 

日本からやってきて

「鉄道の英雄」として

活躍していた

蒸気機関車・ヒロ。

 

トーマスたちは、

ボロボロになったヒロが

再び走れるように

してあげようと考える。

 

これ、第二次大戦後の

荒廃した日本を表していて、

『ヒロ』というのは

昭和天皇裕仁の

『ヒロ』じゃないの?

 

復興に大英帝国が

尽力するみたいな…。

 

考えすぎ?

 

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最後にこれは画期的

 

「ブルーノ」というキャラクター

 

ざっくり言うと

彼は「自閉症」である

 

 

英国版、米国版、

イタリア版では登場。

 

米国、英国版で

ブルーノ役を担当する声優も、

実際に自閉症の子役が

割り当てられています。

米国ではチャック・スミス。

英国では

9歳のエリオット・ガルシアが担当。

 

「明るく、

ダジャレ好きな緩急車」で、

「仕事が得意で

強いブレーキを使って

大きく重い貨物を運ぶ」

という設定。

 

「緩急車(かんきゅうしゃ)」?

スミマセン、説明が面倒なので

ググってください。

 

また、他の機関車の背面に

後ろ向きにくっつくことで、

「世界に対して

ユニークな視点を

持っている」

ことも明かされている。

 

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はい、今日はここまでです

 

なんだか今回も、調べ物に

時間がかかってしまいました…

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。