漫画週刊誌の日 | 中央委員会

中央委員会

ちゅうおういいんかい

一番好きな漫画を教えて!

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

 
 

 

漫画週刊誌の日

 

一番好きな漫画を教えて!

 

昨年のこの日、

やはり似たようなお題でしたが

『からかい上手の高木さん』

肯定的に語っているんですね。

 

 

しかし、いまは違います。

“小豆島の中学生の青春”

“高木さんと西片の恋愛”

そして

“手を繋ぐまでのプロセス”

 

 

ま、子どもの世界は

どうでもよくなりました。

 

*******************

今は、大人の世界そのもの

『デキる猫は今日も憂鬱』

一択


 

この漫画もだんだんメジャーに

なってきたようです。

 

ざっくり言って

その人気の大部分を占めるのは

「家事を何でもこなす

『デキる猫』諭吉」

 

掃除したり

 

弁当を作ったり

 

幸来の体重管理

 

洋服のリメイク

 

 

幸来の送り出し

 

ご近所付き合い

 

などなど

 

「こんな猫(=諭吉)が欲しい」

というもの。

 

*****************

しかしながら

「諭吉を欲しがる」のは、

心理学で言うところの

「表層心理」によるもの。

 

「深層心理」では、

諭吉の飼い主、

「ダメOL」

「ポンコツOL」の

ヒロイン 

福澤幸来を求めている。

 

 

********************

なぜなら

「ヒトは自分より

下位のものを見て、

自分の存在を認識するから」

 

例えば、

中学生、高校生の時を

思い出してください。

定期テストの答案が返される。

 

このとき、

大体50点前後をキープしている

ユキコは、

いつも30点台のハルナに

 

「ハルナ、何点だった?」

と訊いて、優越感に浸るのである。

 

 

一方で、ユキコは

学年で常にトップ争いをしている、

優等生マユミには訊けない。

「今回も100点だったよ」

なんて言われれば、不愉快なだけ。

 

 

 

**************

テスト後だけではない、

テスト前にもユキコは

「ハルナ、テスト勉強してる?」

と訊いたかもしれない。

 

ま、これはお約束みたいなもので、

テスト勉強をしていても、

ホントにしていなくても

「全然やっていないよ」

と返答される。

 

 

↑ 多分、この絵と違って、

ハルナが裏切って、ユキコより、

いい点をとることはないだろう。

 

 

高校のときの同級生ケイコは、

同様の質問に対し

「テスト前だもん、

やっているに

決まっているじゃん」

と切り捨てた。

(これはこれで変なやつ)

 

*****************

会社においても同様

ワタシの勤めている銀行。

 

「法人を相手にする部署

(ホールセール、法人営業部etc.)

というところ」

ここに所属する奴らは

エリート意識が高い

(実際、エリートである)。

 

 

東大卒多数、

うーん早慶も混じっているのかな?

 

コイツらは、

リテール部門(個人および個人事業主を

対象とする事業分野)の連中をバカにする。

 

 

さらに、人事、総務、庶務などの間接部門

(秘書は別格かな?)

 

 

銀行の中の銀行

日本銀行の秘書さん

 

 北村明子さん

秘書グループの海外担当

【特定職(専門分野特定タイプ)】採用

(英語が堪能のようです)

 

 

 

井川 奈緒さん

政策委員会室秘書課 秘書グループ

【一般職】採用

 

 

 

 

日本銀行の採用形態は

・総合職

・一般職

・特定職(業務分野特定タイプ)

・特定職(専門分野特定タイプ)

の4タイプです。

 

 

そして、その下、

最下層が我々システム部門。

 

以前の上司が言ったものだ

「内部の人間を教育するよりは、

金を払って

外部の業者に委託したほうが

安上がりだ」と。

 

こういうやつは

マスコミの前で

謝罪することしかできない

 

 

 

こんな程度にしか、

見られていない。

悔しい限りです。

 

現場は、とても真面目です。

 

*******************

そろそろまとめ

 

 

というわけで視聴者、

特に会社員、

もっと限定すればOLは、

福澤幸来という人物を見て、

優越感を抱き、

自分の立ち位置を再確認し、

一週間を終えたのである

(関東地区は

金曜日の深夜に放送)。

 

これが、

「このアニメを観ると

癒やされる」

というコトの正体です。

 

「癒やし」を辞書で引くと

『肉体の疲れ、精神の悩み、

苦しみを何かに頼って

解消したりやわらげたりすること』

 

決して、諭吉の可愛らしさ、

面白さというものではなく、

元気で、明るくて、タフな

福澤幸来という

低層に固定化された

ポンコツOLこそが

癒やしの源泉なのである。

 

 

***********************

というわけで、

アクロバット的な

私的見解でした。

 

あまり気にしないでください。

 

 

はい、今日はここまでです

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

さて、明日から月曜日、

週の始まり、

仕事開始。

 

日曜日の夜の福澤幸来

(現在、日曜の19時55分ですが、

ワタシもこれに近い状態です)