歌舞伎の日 | 中央委員会

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お芝居を生で観たことある?

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歌舞伎の日 

 

お芝居を生で観たことある?

 

 

あります

 

高校生の時には、一時期

「小劇団」「アングラ劇団」にハマリ

下北沢とか築地本願寺あたりに

観に行ったものです。

 

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そういえば、小学生、中学生のあたりって、

学芸会、文化祭のときに

「劇」をやらされましたよね。

 

ズシっていう、

目立ちたがり屋(♂)がいて、

毎年、

主役をかっさらっていった。

 

しかし、

コイツはあまり頭が良くなかったので、

セリフがなかなか覚えられない。

あがり症なので、

本番で数箇所ミスをする。

 

長台詞になると、もう致命的。

 

ハイ、

その長台詞を書いていたのは、

毎年、脚本を担当していた

ワタシです。

 

「武蔵野〇〇中の

向田邦子と呼べ!」

↑当時からクソ生意気だった。

 

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本格的な芝居、歌舞伎というものは

社会人になって初めて観ました。

それも連れて行ってもらいました。

 

高かったんだろうな。

メジャーなものでなかったので、

ストーリーは忘れてしまいました。

 

勧進帳とか忠臣蔵とか

初心者向けの演目に、

連れて行って欲しかった…

 

なーんて、

連れて行ってもらった分際で

贅沢は言えません。

 

歌舞伎座

 

歌舞伎町(歌舞伎はやっていません)

 

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覚えているのが掛け、

大向こうというやつです。

「成田屋!」とか

「中村屋!」とか

言うやつ。

 

よく聴いていても

「成田屋」は「たや!」にしか聞こえない。

 

「紀伊国屋!」という掛け声に対して

「三省堂!」と言ったやつがいた。

(嘘です)

 

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「成田屋」

 

成田屋 十二代目市川團十郎白猿

『勧進帳』武蔵坊弁慶

 

十三代目市川團十郎白猿、

『勧進帳』で

通算300回目となる弁慶役を披露

 

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「紀伊國屋」

 

この人が紀伊國屋 二代目澤村藤十郎

 

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『仮名手本忠臣蔵』 

 

七段目 祇園一力茶屋 

平成28年11月 国立劇場 中村吉右衛門

 

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『白浪五人男』

 

左から、中村隼人・尾上右近・坂東彦三郎・

坂東巳之助・中村米吉 “令和の白浪五人男”

 

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『坂東玉三郎』

 

坂東玉三郎が世界で大絶賛を浴びた

伝説の舞台『鷺娘/日高川入相花王

(さぎむすめ/ひだかがわいりあいざくら)』

 

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そう言えば、前から思っていたのですが、

「にらみ」ってなんなんですかね?

お客さんを睨んでいるんですかね。

よくわかりません。

 

 

 

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天乃屋の「歌舞伎揚」

ひび割れのおなじみのせんべい

 

こんな袋

実はこのせんべい、

ひび割れていてよくわかりませんが、

四角・丸とも「家紋」が入っているという

 

揚げる前の姿

 

おー、よく見ると確かに入っている。

これで歌舞伎揚というのかな?

今度食べるときに、

よく見てみようっと。

 

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[好きな歌舞伎役者]

 

二代目松本白鸚

(松たか子のお父さん)

 

『勧進帳』武蔵坊弁慶

 

「勧進帳」武蔵坊弁慶を演じる白鸚

(2021年4月、東京・歌舞伎座)

 

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NHK大河ドラマ『黄金の日日』

(1978年)

 

呂宋助左衛門

(ドラマ内では助左

または納屋助左衛門と呼ばれている)

 

画像の少年は、

当時5歳の実子、

現在の十代目松本幸四郎。

 

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『ラ・マンチャの男』

 

歌舞伎俳優松本白鸚(80)が

初演から54年間にわたって主演してきた

ミュージカル「ラ・マンチャの男」

 

松本白鸚の半世紀以上に及ぶ“遍歴の旅”は

いよいよ終焉の時を迎えることに。

ドン・キホーテが想い

姫と慕うアルドンザ役に、

2012年公演以来の出演となる

松たか子が扮し、

父・白鸚との久しぶりの舞台共演に臨む。

 

ファイナル公演が2023年4月24日、

神奈川・横須賀芸術劇場で千秋楽を迎えた。

松たか子から花束を受け取り

舞台挨拶。

 

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はい、ここから

気合いを入れたところ。

 

歌舞伎の隈取(くまどり)10種類

 

会社帰りにアイデアを思いつき、

描き始めたら、

死ぬほど時間がかかりました。

 

手元に、毎日ネタにしている

『デキる猫は今日も憂鬱』

ヒロイン福澤幸来のイラストがあったので、

彼女の顔に

隈取を描いてみました。

 

 

 

 

01 むきみ隈 (むきみぐま)

 

若々しく色気があり

正義感にあふれた役に用いる、

紅隈(べにぐま)です。

簡素な形が貝のむいた身に似ていることから、

この名が付きました。

 

代表的な役:

『菅原伝授手習鑑

(すがわらでんじゅてならいかがみ)』

「車引(くるまびき)の場」の桜丸、

『助六由縁江戸桜

(すけろくゆかりのえどざくら)』の助六、

『寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)』の

曽我五郎(そがのごろう)

 

 

02 一本隈 (いっぽんぐま)

 

力強くて頼りになるけれど、

やんちゃで暴れん坊な役に用いる紅隈です。

縦に一本の隈を取ることから、

この名が付きました。

あごの下にも、二重あごを示す隈を取ります。

 

代表的な役:

『菅原伝授手習鑑』

「賀の祝(がのいわい)」の梅王丸、

『国性爺合戦(こくせんやかっせん)』の

「千里ヶ竹の場(せんりがたけのば)

・楼門の場(ろうもんのば)」の

和藤内(わとうない)

 

 

03 二本隈(にほんぐま)

 

落ち着きがあり、堂々として

力強い大人の役に用いる、紅隈です。

二本の隈を跳ね上げるように

取ることから、この名が付きました。

あごに青で髭(ひげ)を、

目尻や唇(くちびる)の内側へは

墨を入れます。

 

代表的な役:

『菅原伝授手習鑑』「車引の場」の松王丸、

『鳴神(なるかみ)』の鳴神上人

 

 

04 筋隈(すじぐま)

 

激しい怒りに満ちた、

超人的な力を持つ勇者の役に用いる、

紅隈です。

いくつもの紅の筋を

跳ね上げるように隈を取ることから、

この名が付きました。

あごに三角形の紅を、

口角へは墨を入れます。

 

代表的な役:

『菅原伝授手習鑑』「車引の場」の梅王丸、

『暫(しばらく)』の

鎌倉権五郎(かまくらごんごろう)、

『押戻(おしもどし)』や

『矢の根(やのね)』の曽我五郎

 

 

05 景清の隈(かげきよのくま)

 

武勇に優れた勇者ですが、

敵に捕らえられて閉じ込められ、

青白くやつれてしまった役に用いる隈です。

とくによく使われる

「景清(かげきよ)」という役から、

この名が付きました。

白い地色に、顔の上半分は

筋隈と同じ形の紅隈ですが、

下半分は藍(あい)で取るところから、

半隈(はんぐま)とも呼ばれます。

 

代表的な役:『景清』の景清

 

 

06 公家荒(くげあれ)

 

高い身分を持ち、

国を転覆(てんぷく)させようとするような

大悪人の役に用いる藍隈で、

冷たく不気味な印象を与えます。

眉(まゆ)を際立たせたり、

額に位星(くらいぼし)という

丸い形を墨で入れたりします。

 

代表的な役:

『菅原伝授手習鑑』「車引の場」の

藤原時平(ふじわらのしへい)、

『暫』の清原武衡(きよはらのたけひら)

 

 

07 赤っ面(あかっつら)

 

大悪人の家来や手下で、

考えの浅い乱暴者の役に用いる隈です。

地色を、白ではなく赤で塗るところから、

この名が付きました。

紅でむきみ隈を取り、

あごの下にも紅で隈を取ります。

 

代表的な役:

『暫』の「腹出し」、

『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』

「川連法眼館の場(かわつらほうげんやかた)」

の亀井六郎、

『菅原伝授手習鑑』「車引」の杉王丸

 

 

08 茶隈(ちゃぐま)

 

人間が、この世のものではない、

妖怪や精霊、悪霊などへ変身する役に

用いる茶隈です。

土蜘蛛(つちぐも)の場合は、

やや茶色がかった白地に、

付け眉毛をし、

口元は大きく裂けたように描くことで、

不気味な印象を強めます。

 

代表的な役:

『土蜘』の土蜘の精、

『茨木』の茨木童子(いばらきどうじ:鬼)

 

 

09 猿隈(さるぐま)

 

豪快な武士なのに、滑稽(こっけい)で

おかしみのある役に用いる隈です。

動物や植物をかたどった

「戯隈(ざれぐま)

:ふざけた隈取という意味」の

一つです。

眉は、「なすび眉」と呼ばれる、

八の字のような形です。

 

代表的な役:

『寿曽我対面』の

小林朝比奈(こばやしあさひな)

 

 

10 鯰隈(なまずぐま)

 

悪人なのに間抜けな、

観客を笑わせる役に用いる隈です。

「景清の隈」と同じように、

上半分が紅隈、下半分が藍隈という

組み合わせとなっています。

「戯隈」の一つで、

口の周りの鯰のような髭から、

この名が付きました。

 

代表的な役:

『暫』の鹿島入道

(かしまにゅうどう:通称鯰坊主)

 

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ハイ、今日はここまでです。

 

時間をかけた割には、

「労多くして功少なし」

と言う感じですね。

 

今日も、

最後までお読みいただき、

ありがとうございます。

 

おやすみなさい