さて

前回の検査にて

とうとう検査入院を言い渡され

 

先日

一泊二日の検査入院に行ってまりました病院

 

 

4年半ほど前にご厄介になった

泌尿器科病棟へ

 

なんかそれほど期間が開いたわけでもないにしても

慣れた病棟だけに受け付けはサクサクと進み

案内された病室でお昼まで待機です

 

前回の手術前入院はこんな感じ↓

 

 

 

受付で依然と違ったのは

健康保険証

マイナンバーカードがチェックされたくらい

(これしとくと高額医療申請の手続きが簡単になるそうですが

今回はそんな高額治療ではありません

あくまでも生体検査です)

 

かと言っても一応手術室での対応になるので

手続きは全て以前の手術と一緒

 

前回はこんな感じでした

行程はほとんど同じ

 

 

 

出棟前には必ず浣腸なんですが

その前に点滴用のルート取りが

今回は大難航ガーン

(ある意味恒例ですが)

 

担当してくれたのはまだ若い

Sさんお母さんだったのですが

多分とても上手な方なんだと思います

だって触診が本当に柔らかい

まるで撫でるような触診で血管を探ってらっしゃるので

 

ただ一度目では途中で漏れてしまい

手の甲でとったのも細くて

結果的に左腕上腕部で何とかなりました

(いつもお世話かけてスミマセン)お願い

 

立ち合いのために

わざわざ仕事を休んで来てくれたお母さんカミさんに

出張先のお土産の羊羹を先に

(賄賂代わりに)手渡してニヤリ

程なく呼び出しがかかりました

 

「多分帰室は車いすになるので

これで行きましょう」

と今日の担当のMOさんお母さん

出棟のために車いすを持ってきてくれる

 

単に検査といえど

手術室へ行くのはこれで3回目タラー

とはいえ

やっぱりこの寒々しい所雪の結晶へ行くのは

憂鬱なもんですショボーン

(あんまり楽しいなんて感じる人は居ないでしょうが)

 

本日の執刀医(?)は

今回初めてのMY先生お父さん

以前のK先生や主治医のI先生より若いみたい

とてもクールな感じで

いかにも外科医って感じ

 

「はいINOさん

今日の処置は何ですか」

患者に必ず今回の内容を言わせるのは

処置の最終チェックのため

「はい前立腺の生体検査です」

(ヨカッタかまずに言えた)爆  笑

 

それでは早速

麻酔は骨盤にするために

うつ伏せ寝にされる

難しく言うと

「仙骨硬膜外麻酔」

とか言うらしい

(正しいかどうかは分からないけど)

 

何度か骨の横に刺される予防接種雷のだが

麻酔は常に最初が痛い予防接種雷雷

触診しながら何度か処置されるが

どうも先生の満足いく麻酔が出来ないらしい

 

「INOさん麻酔が狭くて通らないので

腰椎麻酔に変えますね」

 

と今度は起き上がって手術台に腰かけて

背中を丸めるように指示される

 

「体育座りみたいにして

上の方は少し反り返って」

(いやいやそれは難しいって)アセアセ

 

どうやら脊椎の一番下辺り

骨盤との間辺りにブスリ予防接種雷と刺されたような

 

ただこれは一回だけだったので

最初の麻酔処置よりもこっちの方が

断然楽

 

麻酔が効くまで

約3分間そのままの格好を維持させられる

 

時間になって手術台に仰向けになって

両足を上げさせられる

(泌尿器科の手術は大抵このスタイル

もう恥ずかしいもヘチャチャもありません)笑い泣き

 

このときになるともう足の付け根の感覚は

無くなってくる

 

担当のナースが

お腹の各所を触れて

「ここ感じますか?」お母さん

と聞いてくる

 

「そこは感じる

そこは少しかな?」

 

MY先生は

お尻を触っているみたいだが

ほとんど何も感じない

「じゃあ始めますね

音がしますけれど心配いりませんから」お父さん

リーフレットから生検のページをお借りしました

(このイラスト見ただけだったら何だか痛そうに感じるよねぇ)

 

試しに「パシッ!」という音を聞かせてくれる

どうやら針生検の器具の音らしい

 

それから「ぱしっ!パシッ!」と5~6回ほどその音がしたが

押された感覚や触れた感覚は無く

ましてや少し怖がっていた疝痛雷のようなものは

何もなく

「はい終わりますよぉ」

以外にあっさりと終了

(こんなに早く終わるとは思っていなかった)びっくり

 

終了後シャーレに入った生体検査の現物を見せてもらったけれど

そこにはイトミミズのような検体が10本ほど

 

「なんだか超ミニサイズのボーリング調査みたいですね」

と印象を言うと

「ああそうかもしれませんねぇ」

MY先生お父さんも苦笑いしてました

 

これにて処置は終了

ただ麻酔が下半身を痺れさせているので

このままベッドでの帰室になりました

(車いすいらんかった)爆  笑

 

なんだかベッドに寝かされたまま戻るなんて

相当な手術をしたみたいだけれど

実はお尻に数回針を刺されただけだとは

恥ずかしくて言えませんてへぺろ

 

帰室後

本来は1時間安静を言われていたのですが

麻酔方法が変わったので

3時間安静を言いつかりました

 

どっちにしろ

お尻から下は痺れて

感覚が全くないので

脚の指先は動かせても

立ち回る事はできません

そのまま夕方まで寝ていました

 

3時間経過して

点滴も取れて

少し下腹が張ってきた感じ

「トイレ行きますか?

行くんだったら毎回必ずカップにとって

色と量を明記してくださいね」

MOさんお母さんがトイレのカップの位置を教えてくれる

 

そこで頑張ったがわずか10mlくらいしか出ない

色は相当赤い

処置後はしばらく血尿になるとは聞かされていた

 

がしかし下腹の痛みは何なんだ?

便も尿も出ないまま

一度病室に戻るが

下腹の痛みはますます酷くなるばかり雷雷

とうとう夕飯ナイフとフォークの時間になっても

一向に改善の様子がない

仕方ないのでナースコール

 

MOさんお母さん

「膀胱の尿の量を量ってみましょうか」

と下腹を触った途端

「うわっ!これは量るでもなくパンパンやわ」

と急いで道尿の処置をしてくれることに

 

道尿とは管を入れて膀胱の尿を出す処置の事

しかし管を入れても全く出てこない

「あれえ?おかしいわねぇ」

こっちはますます痛みが増してきて

冷汗タラーが出て気分が悪くなってくる

(なんとかしてくれぇ)泣泣

 

そんな時に

「INOさんのお食事でぇす」

と夕飯が運ばれてくるが

こっちはそれどころではないムカムカ

 

ちょうど病棟に執刀してくれたMY先生お父さんが来たみたいだったので

ナースが先生を呼びに行く

「え?オシッコが出ない?なんでかなぁ

もっと長いのは無いの?」

とどうやら管の長いのと交換したらしいが

やはり出ないらしい

 

「仕方ないねカテーテル入れるから

少し辛抱してね」

 

(また管付きになるのかぁ)えーん

以前は散々これで厄介なことにお世話になりましたが

致し方ありません

 

その時の模様は↓

 

 

 

現金なもので

カテーテルを入れた途端

一気に決壊が起こったように

オシッコが出て

下腹が楽になりました

「出たぁ?」

「はい出ましたよ」

 

何とも間の抜けた会話だが

さっきまでベッドでウンウン唸ってたのが

嘘みたい

 

「とりあえず今夜はこのままにして

明日の朝抜いてからオシッコが出たら

退院にしましょうか」お父さん

 

(ということは

もし出なかったり異常があったら

退院できない可能性もあるということやね)ショボーンガーン

 

MY先生の言葉に一抹の不安を感じながらも

とりあえず遅くなった

久しぶりの病院食でもいただきましょうかナイフとフォーク