1号機、2号機時代になるとホールと同じ盤面そのままの筐体ではなく、盤面やゲーム性の改造を行ったものがありました。
・うんてんしゅはぼくだ(タニガワ製)
SC向けアミューズメントスポットに設置が多かったと思われます。
盤面は子供向けで乗り物の絵柄がメインとなります。
ボーナスゲームは無く、揃った絵柄によって枚数が払い出されます。
コイン投入音、スタート音、ストップ音、払い出し音からすると、ブロンコ・アーリーバード系の制御基板を使っているのではないかと思われます。
・BONUS CHANCE(ボーナスチャンス)(宝娯楽製)
FireBird 7Uの流用で、バネル以外は盤面は同じです。
AM仕様では配当率を減少させる基板が組み込まれており、機械割は100%を超えないようになっています。
ボーナス察知は「遅れ」、あとAM仕様独自の子役集中があります。子役集中察知は左ストップランプが遅れて点灯します。
ビッグボーナスの消化ですが、1回目:子役子役JACIN、2回目:子役子役JACIN、3回目:子役子役JACIN、の固定となっており、30ゲームあると思って変則打ちをするとパンクしてGAME OVERとなります。
・アラジン
2号機の名機アラジンをそのまま味わえます。
AM仕様では、筐体が新筐体で、アラジンチャンスの払い出し天井やアラチャンとボーナスの比率を変えたりとゲーム性を変更できました。
チャンス目は単チェリーですが、単チェリーが出ると上のランプが点滅しました。
次から9ゲーム内に単チェリーが出ると信用してもいいですが、ガセも多かったです。
・マドンナⅢ(加藤製作所製)
UNIVERSALとの共同開発で、AMERICANA X2をベースに盤面やリールはオリジナルでAM用に製造された。
ボーナス察知はストップランプのフラッシュ。子役集中察知は左ストップランプが遅れて点灯で15枚役集中、中ストップランプが遅れて点灯でチェリー集中となっていた。
ビッグボーナスの消化ですが、基本は1回目:子役子役JACIN、2回目:子役子役JACIN、3回目:子役子役JACINですが、変則打ち(目押し必須)で30ゲーム目まで回すことができた。(カウンターが無いので何回回したか数えないといけなかった。)
今回はここまで。