先日お知らせいたしました「協会けんぽ」ですが、
政府管掌の健康保険から変更となったために
現場ではいろいろ問題が起きているようです。
直接国民の皆様に関わることでは、
「健康保険被保険者証を即日交付できなくなった」
ということがあげられると思います。
今までは事務を社会保険事務所で取り扱っていましたので、
被保険者取得届を提出したその場で新しい健康保険被保険者証を
受け取ることができていました。
もしも万一のことがあっても、すぐに問題なく健康保険を使って
医療機関にかかることができていたのです。
しかし、協会けんぽの扱いに変わりましたので社会保険事務所では
健康保険被保険者証を作成することができなくなってしまい、
届出と同時に被保険者証を受け取ることができなくなってしまいました。
どうしても必要な方の場合は交付申請をすることも可能ですが、
そのためにはまた余分な書類を提出する必要がありますし、
通院中の方等に限られますので、不測の事態に備えることはできません。
結局、不利益を蒙るのは、国民の皆様ということになります。
これは、なんでも民営化すれば良いということではない
ということの典型例かもしれません。
今後、年金部門についても民営化されることになっていますが、
ここでもやはり国民の皆様にとって不利益なことが生じる可能性がある
のではないかと危惧しています。
重要なことは表面を変えることではないはずです。
本当に必要な改革をしていただきたいと思います。