あけましておめでとうございます。

皆様には、どのようなお正月をお過ごしでしょうか?


去年の終盤には雇用の面で大きな問題が持ち上がり、

これは今年にはより拡大するのではないか?という

懸念が報じられています。

実はこの面も社会保険労務士の業務範囲になります。

これに関してもお話したいことはあるのですが、

このblogは年金に関するものと決めておりますので、

書いてはおりません。

もし、何か御質問や御相談がおありでしたら、

いつでもお気軽にお問い合わせ下さい。



本題の年金ですが、
去年は「ねんきん特別便」に明け暮れた年だったように思います。
それに伴って、年金記録について様々な問題があることが露呈いたしました。
本当のことを申し上げますと、この問題点は年金行政に関わる人間なら誰でも知っていたことで、でもそれを「問題」とは捉えていなかったというのが実際のところだったと思います。
でも、これで広く国民の皆様が年金記録の不的確さに気付かれ、
御自身の記録について、また年金制度について、
御興味を持たれるようになられましたことは、
良いことだったのではないかと思っています。


さて、今年は「ねんきん定期便」が送られてきます。

前回のblogに少し書いておりますが、

このねんきん定期便こそよく内容を御確認いただきたいと思います。

これは、将来、御自身が受け取られる年金の額に直結するもので、

御自身の将来の収入がどうなるのか、御自身で御確認いただける

とても重要なツールです。

ねんきん定期便は、今後毎年送られてくることになっていますので、「見てもわからない」とか「面倒くさい」とはお考えになられず、本当に御自身のためのこととして、キチンとチェックするクセをつけるようになさって下さい。


皆様のこの一年に沢山の幸せが訪れられますことをお祈りいたします。

どうぞ、今年もよろしくお願い申し上げます。


送られてきたねんきん特別便が返信されないという問題があるかと思えば、大阪で45千通ものねんきん特別便が放置されていたことが判明した等、散々な状況になってしまっているねんきん特別便ですが、実はこれは「ねんきん定期便」を正確にお送りするための前段階にすぎないことを御存じでしょうか?


元々、送られる予定だったのは「ねんきん定期便」でした。

ところが、年金記録が正確とは言い難い状況であることが判明したため、とりあえず記録を正確なものにするために送られることになったのが「ねんきん特別便」です。


では、本来送られるはずだった「ねんきん定期便」はどのようなものなのでしょうか?

現時点で確定しているのは以下のとおりです。


ねんきん定期便の送付時期は、20094月以降毎年それぞれの方の

お誕生月です。その月のうちのいつ頃に送られるかは未定ですが、

ほぼその月中には届く予定です。


2009年度のねんきん定期便の内容は

①年金加入期間(加入月数、納付済月数等)

50歳未満の方には加入実績に応じた年金見込額。

 50歳以上の方には、「ねんきん定期便」作成時点の加入制度に引き続き加入した場合の将来の年金見込額。

③保険料の納付額(被保険者負担分累計)

④年金加入履歴(加入制度、事業所名称、被保険者資格取得・喪失年月日等)

⑤厚生年金のすべての期間の月毎の標準報酬月額・賞与額、保険料納付額

⑥国民年金のすべての期間の月毎の保険料納付状況(納付、未納、免除等)

の予定です。


ねんきん特別便では年金額がわからないとか、厚生年金の報酬月額や国民年金の加入状況がわからないという御不満を抱かれた方もおいでかと思いますが、実はそれはねんきん定期便でお知らせされる内容だったのです。


2010年度以降のねんきん定期便では、2009年度のお知らせ項目のうち①~③について通知があります。

また、35歳、45歳、58歳では、2009年度と同じ項目についてお知らせがあることになっています。


これだけの項目になりますと、ねんきん特別便以上にわかりにくい書面が送られてくることになるとは思いますが、御自身の年金を正しく知るためには必要なことですので、ネガティブに捉えることなく確実に御確認いただきたいと思います。

もしご覧になられて御不明な点などあるようでしたら、社会保険事務所か社会保険労務士にお問い合わせいただきたいと思います。

尚、全ての社会保険労務士が正確に対応できるわけではありませんので、年金を専門に扱っている社会保険労務士へ御相談下さい。

皆様のお手元には、ねんきん特別便は届いておりますでしょうか…?


ねんきん特別便は、全ての方へ送られます。

記録に間違いがある方や、すでに年金を受け取っている方だけではありません。現在なんらかの公的年金制度に加入されている方とすでに年金を受け取っている方の全ての方へ送られます。



これが、まだ届かないと仰る方が相当数いらっしゃいます。

私のねんきん特別便に関するWebページ

http://www.oogami-sr.com/tokubetubin.html

http://www.nenkin-sr.com/faq.php?itemid=47

には、毎日驚くほど多くの方が「ねんきん特別便 届かない」という検索キーワードでいらっしゃっています。



10月30日に社会保険庁から全てのねんきん特別便を送り終えたという発表があったようですので、まだ届いていらっしゃらない方は御不安に思っていらっしゃって当然だと思います。

が、実は10月中に全てのねんきん特別便が送りきれているわけではないようです。

6月23日以降に発送されているねんきん特別便は、生年月日順に送られています。

20歳に近い方と10歳代で働いていらっしゃって厚生年金に加入されている方につきましては、まだ発送されていない可能性があります。

このような方の場合は、もう少し待ってみていただきたいと思います。

11月下旬まで待ってみて届かれない場合は、以下をご参照下さい。



20歳代後半以上の方でまだ受け取っていない方や、それより若い方でも12月になっても受け取られない方につきましては、なんらかのトラブルが生じて、御手許に届いていない可能性があります。

「なんらかのトラブル」というのは、届かない理由として挙げられている社会保険庁で登録されている御住所や御名前が実際のものと違うからという以外の理由がある可能性があるということです(奇しくも12月2日に大阪で郵便事業会社がねんきん特別便を約4万5000通含む郵便物を2ヶ月以上放置していた事実が発覚しました)。

その場合は、社会保険事務所でも事態を把握できておりませんので、必ずお近くの社会保険事務所(http://www.sia.go.jp/top/link/chihou.htm )へ御連絡をなさって下さい。



ただし、今すぐご連絡をなさっても長時間待たされる可能性があります。

お問い合わせそのものは、少し待ってからされた方が良いかもしれません。



ねんきん特別便は、皆様ご自身が受け取られる年金を正しい額で受け取るために必要な手続きです。

ネガティブに考えて無駄な不利益になるよりもは、御自分の老後を守るためにも年金記録の確認は必ずなさって下さい。