首位(3人T)で出た岩田寛がこの日5〇2△と3打伸ばし通算-13でフィニッシュ。先に上がっていた石川遼とのプレーオフに持ち込まれました。
バックナイン中盤までは逃げ切るなと観ていましたが、#14(4)と#17(4)で△としてヤバイ展開になりました。心身ともに疲れているような表情も見せていました。
P.O.1ホール目(#18)
先打の石川は右ラフ→G手前のラフ→手前≒4mからのパットは外れて上≒1mを残しました。
岩田はFW右→奥へこぼし(DZから)左下≒1m。これを6時から入れてパー。決着しました。
決着時、岩田には疲れが濃くにじんでいました。
1打差の3位は米澤蓮(-12)
更に1打差の4位は岡田晃平、平田憲聖、金谷拓実(-11)
更に1打差の7位は今平周吾(-10)
更に1打差の8位は稲森佑貴、清水大成(-9)
岩田は昨年の中日クラウンズ以来の6勝目、メジャーは初Vです。そして最年長(43歳)のメジャー達成!
岩田(現賞金ランク5位)と同首位の桂川のパフォーマンスの比較です(JGTOサイトから借用)
これだけ多くのSTATSで水を開けられていても、常に向上を目指す岩田ならではの凄さですね。
高齢者の私は大いに勇気付けられました。
いつもポーカーフェイスで淡々とプレーをしていますが、この意味でも岩田はゴルファーの鑑。
パットでは両肘を殆ど伸ばしっきりな構えをしますが、これは私には真似は出来ない(私ではストロークが不安定になってしまう)です。
今回のP.O.に向かう場面、ギャラリーは軒並み石川遼のファン。しかし「岩田頑張れ!」との声援もあり、感激のあまり涙が出そうになったと語っていました。いつもはポーカーフェイスで人気がイマイチですが、人となりが出てとてもうれしく思いました。
12位Tでフィニッシュの大ちゃんこと今野大喜(今野康晴の甥)は2016年日本オープン(←松山英樹V)出場(当時大学生)以来でしたが、着実に成長していますね。体も一回り大きくなった感じで、ツアー初Vが待たれます。
メジャーなのでNHK地デジが放映、LIVEで且つ出場各選手への気配り(?)もあってか、多くの選手のプレーを拝見することが出来ました。グリーンデータもきっちり示してくれてましたし、終了予定時刻過ぎもLIVE続放、感謝です。
S=13・1/4 feet
C=25
恐ろしいくらい極上の仕上がりでした。
BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ
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