マレット型の優位性は数字で証明されているという記事(「アマチュアのパットはほぼ真っすぐ転がらない」週刊ゴルフダイジェスト2024年NO.17)がありましたので、一部を引用させていただきます。目澤秀憲さん(以下:M)とライターDさんの対談形式の記事です。
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シェフラーはスランプ気味だったが復調している。パターをマレット型に変更したことも原動力だろう。マレット型はミスヒット時の距離低下が少ないので、ピン型よりもカップの近くで止まるということがデータ上明らかになっている。
M:パッティングでは、狙ったところへ打ち出すというのが大前提ですが、それに関わるのがインパクト時のフェースアングルとストローク中のフェースローテーション。そして主にタッチに関わるのが残りの3つ(ボールスピード、スピン、ローンチ=ボールの打ち出し角度)。(この5つがパットにおける最も重要な要素)
転がりの良いパットと言うのは、データ的に言うと、打ち出しからなるべく短い時間でボールに順回転がかかる状態を言います。スキッドと言って、ボールが打ち出し直後に無回転で滑る時間があるんですが、この時になるべく地面と平行に近い形で滑る方が、その後早く順回転に変わります。ローンチが重要なのはそのためです。(中略)
PGAツアーのトッププロたちは、そういう「打ち出し条件の均一化」に対して凄く真剣に取り組んでいます。
D:その観点でいうと、アマチュアの一番の問題点はどこでしょうか?
M:すごく単純で根本的な問題なんですが、ボールが真っすぐ転がってないということなんです。ぜひ試して欲しいのが、ボールの赤道部分にぐるっと1周線を描いて、それをターゲットに真っすぐ合わせた状態で打ってみることです。想像以上にボールが順回転以外に回転して(サイドスピンがかかっていて)ビックリするかもしれません。 (以下割愛)
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シェフラーの語るマレット型パターについては「スコッティ・シェフラーが“圧勝”に貢献した新パターを語る」にあります。
PING型よりもマレット型の方が優位性があると言われて一瞬ギクッとされた方があるかもですが、目澤さんは科学的な分析をなさる方なので理に適ったことなのだと思います。
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