@蝉川泰果さんが8〇2△と6打伸ばしこの試合を制しました(-22)。
1打差の2位は岩崎亜久竜(-21)。
更に2打差の3位に桂川有人(-19)。
更に1打差の4位に久常涼(-18)。
更に1打差の5位にJ・パグンサン、宮本勝昌(-17)。
更に1打差の7位に稲森佑貴、B・ケネディ、小田孔明(-16)。
アグレッシブなゴルフが持ち味というだけあって、#13~#17の5連続〇は圧巻でした。
蝉川さんの武器は飛距離と理解していましたが、この試合を見ての印象では勝因はパット。この日の終盤では外れるパットってないんじゃないかと思わせられるくらいに決まっていました。
「多分ゾーンに入っていた」とご本人。
その前から尋常でなく集中している様子は目つきからわかりました。
蝉川さんのパット。
腕の五角形を崩さないストローク。
そして右掌でパター全体を押していくイメージのように拝見しました。
最終ホールは短いパット(1m強)をひっかけました。この時点では外しても次を入れればVですから、気が緩んでいたんでしょうね。出球が左に出て、ご本人の苦笑も同じに発せられました。関西オープンや世界アマの雪辱で感動しょうか、涙をぬぐう姿が印象に残りました。
2日目までの流れは大槻智春や宮本勝昌らと思ってましたが、3日目に-11(1◎9〇)と爆発して33位Tから首位Tにばく進した時には波乱がありそうとは思いましたが、蝉川さんのVまでは考えられませんでした。この日は不安を持ってのスタートだったが、キャディの中村凛さん(大学の1年後輩)の励ましがあり「足が地についた」そうで、恐怖心に闘争心が打ち勝って攻め続けてのVでした。
アマのツアーVは同学年の中島啓太(パナソニックOPN2021)以来で倉本昌弘、石川遼、松山英樹、金谷拓実、中島に次いで史上6人目。
幼少のころからプロゴルファーになると言っておられたそうですから、プロ宣言はしかるべき時期に行われると期待していますが「QTを受けなくて済む」と仰るところは素直な青年という印象です。
パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ2022
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