「宮里優作のパット&パター1」に続きます。
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ボクは基本、マレット型とブレード型の2本のパターを持ってコースに入り、練ランでどちらのパターがそのグリーンに有効かを試して試合に臨む。
グリーンの目が強いコースなどではブレード型をチョイスすることが多い。ボクのブレード型はロフト角が4°位あるので打出しから目に影響されることなく転がせる。
ただ、最近はやたらとマレット型を使用することが多くなった。昨季終盤に手にしたこのマレット型は、一般的なフェースバランス型ではなく、ピン型みたいにトウ側が下がるトウ&ヒールバランス。だから、マレット型の安定性に加え、ややイン・トゥ・イン軌道で打てるボールのつかまりの良さが感じ取れ、今やエースパターになりつつある。
中日クラウンズ、日本プロとタイプの異なるグリーン(*1)もこのマレット型で勝てたからね。ただ、パッティングに関しても、まだまだ不安だらけなので、今後も2本体制は変らないと思う。
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記事中に紹介されていますが、
ブレード型はT社S・C 009プロトタイプ
マレット型はT社S・C フューチュラX5プロトタイプ です。
この記事から推定するに、宮里はセミアークのストローク軌道なんですね。なので、フェースバランスではないトウ&ヒールバランス型のパターが合っているということになります。
*1:中日クラウンズの名古屋ゴルフ倶楽部(和合)はベント芝、日本プロゴルフのかねひで喜瀬CCはバミューダ芝ですから、全くと言っていいほど芝質は違います。
高麗芝だとピン型の出番になるかも、ですね。