「禅ゴルフ」(J・ペアレント著 塩谷紘訳 ちくま文庫刊)の一節から一部を引用させて頂きます。
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「現時点に集中する」とは、目前のショットに全身全霊で取り組むことだ。
このような状況に何か・・・たとえば、1回のパットがスコア全体に持つ意味・・・・が加われば、心は現在から遊離し、体との同調関係は失われる。
「よしよし、これが入ればバーディーだ。これを沈めれば、生涯のベストスコアで回れるぞ。しかし、ミスしたらせっかくのチャンスがふいになる・・・」。
こんな考えをするのは、まだパットしていないのに、すでにスコアカードを提出するにも等しい愚行である。(中略)
だから、いま実際に起こっていることに専念すべきである。
パットの構成要素は、ボールと芝とカップである。これに加えて何か別のことを考えようとすると、いやおうなしに過去(前のホールのボギーを帳消しにできる、と考える)、或いは未来(これを入れれば優勝の可能性が出てくる、と見る)が心に入り込む。
快調なラウンド中に突然調子が崩れる場合、原因の大半は前のホールか先のホールのことを考えることにある。
易しそうに見えるホールを軽く見て、後に控える難しいホールのことを心配することが、良くあると思う。ところが、その易しそうなホールで思いがけなく大たたきした自分自身に腹を立て、そのホールでああしておけばよかったとか、こうすべきだったなどと考えることに次の何ホールかを費やし、結局、それらのホールでもスコアがまとまらない・・・。
良くあることだが、このようなプレーはいただけない。
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ショットに比べて、パットは身体を大きく使わないので、そのぶん頭を働かせる時間が増えるのがいけないのですが、、、、(笑)。ゴルフの神様がそのようなゲームに仕上げたので仕方のないところです。
タッチとラインを決めたら、後はそのラインに向けて構え、距離勘に専念してストロークするしか、やることはない。ここに専念するにはパットするまでのプロセスを振り返らず、結果を気にせずストローク。
結果を気にしたり、早くボールの行き先を見ても結果は変わらないばかりでなく、むしろ結果の悪くなる方向に身体も動いてしまいます。
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