昔、テニスを始めた頃、先輩から「細心の注意を払って、大胆に!」と教えられました。
強くなるには情報収集に注意をはらって、一瞬のうちに判断したら、即座に大胆に行動することでポイントを決めるんだ、と。
テニスに限らずゴルフやあらゆるスポーツに通じますね。
ビジネスの世界でも十分に通じた教訓でした。
先週の「BSオープン」で動きがぎこちなく、丸山茂樹から「薗田の課題」と指摘された薗田峻輔。
我々素人が見ていても上手く行くかな?大丈夫かな?と感じさせる動きで、短いパットを3回も外していました(結果は3打差の3位Tでフィニッシュ)。
倉本昌弘は、イメージは3秒で消えるから「3歩、3秒以内」でプレーを終わらせる、と言います。
→倉本が「日本シニアOPN2010」で勝ったときにUPしました。
ビジョン54を提唱するP・ニールソンさんは「シンクボックス」で情報収集し、判断したら「プレーボックス」では余計なことは考えないでプレーすることを勧めています。
倉本も、事前の情報収集には時間をかけることがあっても、イメージを作って決断したらプレーする時間は3秒以内にという流れの中で良いリズムを保っています。
単に速くプレーするのではなく「細心、大胆」が伴っているので、いざアドレスに入ったら躊躇することなくプレーすることで、これが良い結果につながると言うものです。
マイナビABCでは予選をギリギリ(58位T)通過の薗田ですが、細心にして大胆な姿で戦う薗田を早く見たいものですね。
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