最もカップインの確率の高いタッチ(距離勘)は≒40cmオーバーするものだ、とよく言われますが、その原点はD・ペルツさんのロボットによる実験の結果です(*1)。
→「プロのように打つ0」
もとNASAの科学者であるペルツさんは、今ではショートゲーム専門のインストラクターやそのビジネスマンとして有名で、ご存知の方も多いと思います。
そのペルツさんはパットのミスを防ぐ方法として次のように指摘しています。
(→ )はGreen Keeperの追記です。
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1. 平均して、ボールがカップの向こうに転がるように集中せよ。
(→これは実験で得られた「40cmオーバー」を根拠にしていると思います)
2. ブレイクのあるパットでは、見た目よりも多めに見積もること。
(→「曲りの頂点を狙えの嘘」)
3. ショートすることは、パット成功のチャンスを放棄することと考えよ。
(→「届かなければ入らない」という言葉ですね、これはペルツさんの創始ではありません)
4.アマ・サイド(カップの下方)へミスするのと同じぐらいプロ・サイド(カップの上方)にミスするまでは、あなたはまだブレイクを正しく読んでいないのだと反省せよ。
(→上記2項のとおりです)
以上四つが厳守出来れば、あなたはプロのようにパットをし始めたと考えてよい。
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ーーー/ーーー部分は高野英二様の運用する「ゴルフ『80を切る!』日記」から引用させて頂きました。
*1:「パッティングの科学」(D・ペルツ著 児玉光男訳 ベースボールマガジン社刊)