2打差の4位Tから出た森田理香子がこの日5○1△と伸ばして単独の首位に立ちました(通算-7)。
1打差の単独2位にはこの日7○3△とした原江里菜が追っています。
更に3打差を追ってイ ボミが単独の3位。
森田のショットとパットのリズムが合っていると塩谷育代さんが解説していました。いずれも大変に落ち着いたプレーで崩れないなと思っていたら、最終ホールでこの日初の△。
きれいにショットのラインを出しをしていた原は出入りこそ激しかったものの上がりの#14~17で連続の○、最終ホールはパーで終えています。
1打差で最終組を回る森田と原、イ ボミ。
原は08年軽井沢72以来の2勝目を目指します。
その時は→「苦手のパット冴え渡る」と報じられていました。
原は決してパットが得意なほうではないです(13年平均パット数=1.8115でランク31位)が、今季は今まで1.7971でランク11位で滑り出しています。
その原は#15(パー4)で手前FWから≒20ydsの第3打をパターでアプローチして見事に沈めていました。
昨年4勝の森田に分があるように思いますが、昨年までと違うゴルフをしている原にも十分に勝機はあると思います。
原の今季は13位T(ダイキン)、11位T(PRGR)と好調です。
地道な努力家の原の6年ぶりの、その努力が実を結ぶか、注目しています。
イ ボミは12年3勝、13年2勝と勢いがありますが、この試合2日目はもう一つ噛み合っていなかったですね。
しかし、「パットとアプローチは日替わり」(アヤコさんの言葉)ですから、最終日に躍り出てくることだってあると思います。
この日-1で7位Tにつけている横峯さくら。
長いパットでは良いリズムでストロークしていますが、短くなると途端にリズムが悪くなって見てるほうをハラハラさせます。
ストロークを変えているようですね(ご本人は意識してるかわかりませんが)。
長い場合は膝を使ってリズムをとっているのでしょうか、ストロークの再現性という点で、その大きな動きが気になるところです。
短い場合は膝は動きませんが、そのせいか上半身の動きが悪くなっています。
いずれも下半身不動で、ストロークの大きさだけ変えるようなパットにしたらよいのにな、と感じました。
ここ(若木GC)は距離はないです(6304yds)がFWに傾斜が有ったり狭かったり、ラフのマウンドもグリーンが見えなかったりと面白い造りです。
風が強まったら難渋するコースに変身しそうですが、最終日はどうでしょうか。