宮里藍のストローク | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントをGreen Keeperが発信します。

昨季米女子ツアー賞金ランク6位の宮里藍。平均パット数ランクは堂々の1位(1.73)でした。


このブログでも宮里のパットについてUPして来ました。
ex.→ 
「宮里藍、パットで成長!」


週刊ゴルフダイジェスト(20110104&11合併号)にストロークの連続写真とその解説(井上透プロ)が載っていました。


グリッププレッシャーが変わらない
足、体幹といった締めるべきところをしっかり締め、肩だけを正確に動かしています(*1)。
 始動とインパクトの2か所において、グリッププレッシャーが強くなったり緩んだりしやすいが、宮里はストローク中に変化していない(*2)。

インパクトが締まっていていて緩みが無く、ボールをコントロール出来ている、と解説されています。


この解説では触れていないですが、宮里のインパクトもシャフトが僅かに前傾しています。

現在使用中のパターはオデッセイのホワイトアイスXGテロンです→ 「宮里藍のパター」


 メーカー標準仕様のロフトのものを使っているとすると、固有ロフトは3°です。


インパクト時のロフトを(分度器を当てて)測ったところ、≒1°でした。と言うことは実効ロフト=2°と言うことになります。


これは、宮里がボール位置を左耳の下に置くことでカバーしているのだと思います。


これは私の推奨する理想のストロークをしているという事です。
→ 
「理想のストローク」 で、ボールは左目の下か、更に左が良いと提唱しています。


Green Keeper注

*1:振り子式ストロークを忠実に再現しています。これが最も再現性の高いストロークです。


*2:グリッププレッシャーを変えないことが、距離勘を出す(距離の再現性を高める)のに、絶対に必要な事です。