ニトリレディース最終日 | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントを79歳でA.S.達成した終活まっしぐらのGreenKeeperが発信します。

最終組の3人が息を呑むような試合をしてくれたことと、初優勝のかかった鬼沢信子のプレーぶりに興奮されられた最終日でした。


最終ホールでも、馬場ゆかりは二人に1打届かず、横峯さくらと並んで3位タイに終わりました。


鬼沢と金ヨナ(共に-11)のプレーオフの第1ホール。

二人とも緊張していたようで、共に左のラフにティーショットを外しました。

第2打は二人ともラフからです。


金は右手前のバンカーへ。


鬼沢のライが良く有利と見えました。しかし、ラフが深く左へ大きく外したのですが、木に当たりそれが何と前方へ転がり、グリーン手前の花道へ。


金のバンカーショットは奥≒3.5mへ。ここからは下りで大きく曲がるフックラインが残りました。


鬼沢は、花道からパターで転がしました。ピンまで30m以上あったので、出だしでボールが少し跳ねていましたね。しかし、何とか2m弱まで寄せました。


結局、ここからのパットを金が外し、鬼沢が決めて初優勝。


鬼沢は「絶対に緩まないこと」を意識して、強めにストロークした瞬間に「入る」と確信していたそうです。カップ30cm手前で、ガッツポーズに入りました。


さて、鬼沢のパットですが、レフトハンドローのグリップです。

ピン型のパターでレフトハンドローのグリップをする選手は多くないですね。
 古い話ですが → 
「マレット型パターに合うグリップ」
          → 「何故クロスハンドに変えたのか」


ツアー参戦463試合にして初優勝はツアーのスロー記録だそうです。「やっと夢がかなった」と言うように本当に長い道のりでした。


今でも、飛ばしに拘る40歳。我々アマチュアのような気持ちを持っているわけですから、とても親近感を覚えます。


「これから技術面、精神面の両方で変わると思う。これからのゴルフ人生が楽しみ」と55歳までの現役宣言も出ています。


これからも大いに活躍して欲しいですね。