0~1才で大人が「だめだよ」ということを
やるときの対応を前回書きました。

 

 

 


今回は、ダメということを

理解しているけれども、繰り返す場合です。

 

 

 

    

わざと机にのる
わざと物を投げる
わざと絵本を破いたり、物を壊したりする
わざと飲み物をこぼす
わざと机にあるものを床に落とす
下の子にいじわるをする
泣き叫ぶ

 

 

 

 

 

などです。

 

 

理由はいくつかありますが、

大人の様子を見ながらするときは

 

「自分にもっと関心をもってほしい」
「もっと構ってほしい」

と思っている可能性があります。

 

大人は子どもが

きちんとできているとき、あまり関心を払ってくれません。

 

机にのっていない時

物を投げていない時

絵本を破かない時

物を壊したりしない時

飲み物をこぼさない時

下の子にいじわるしない時
泣き叫ばない時

 

 

そのような時は、子どもに注目せず、

言葉は悪いですが、どちらかというと放っておきがちになります。

(大人もいろいろやることがありますものね・・・)

 

 

子どもがわざといけないことをするときは

その忙しかったはずの大人がすぐに飛んできて、正面から子供と向き合ってくれます。

 

 

子どもはそのこと(正面から向き合ってほしい)を無意識で求めているので

怒られるようなことをわざとやってしまうのです・・

 

 

保育園などで、物を投げる子、机に登る子に

注意をすると、子どもはすごく嬉しそうなんですよね・・・

 

何度も繰り返すと真剣に怒られて、涙を流す子もいますが

それでも、園児がたくさんいる中で先生を独り占めできる時間です。

 

 

 

怒られてもいいので、自分に関わってほしいのですよね・・・

 

 

 

 

このようなとき、寂しさからくることでも

もちろんやってはいけないことなので

きちんと注意をします。

 

そのときに、やってはいけない行動だけを伝えてあげて下さいね。

 

 

 

机にはのりません。椅子に座るよ。

 

絵本は破らないよ。読んでほしかったら教えてね。

 

 

 

 

でも、注意をするだけでは、子どもの構ってほしい気持ちは満たされないので

また繰り返すことになります。

 

 

 

どうしたらいいかというと、

少し意識的に関わったり、スキンシップを取るようにします。

 

私は、保育園やお教室では

 

一緒に机運ぶの手伝ってくれる?とお願いしたり

一緒に机を拭いてくれたら助かるな、といって

 

一緒にする活動に誘ったりしています。

 

 

 

 

 

 

そして、なんでもないときに「あなたのことが大好きだよ」とあらわす「ことば」で伝えるようにします。

 

なんでもいいのですが、たとえば

 

手伝ってくれてありがとう。

一緒にやってくれて助かったよ。

今日は元気に来てくれて嬉しいな。

 

などです。

 

子どもが「困ったこと」をするとき、

「困った子だなぁ・・・」と考えずに

 

 

自分を振り返ってみるようにしています。

 

 

「丁寧に関わってほしいのかもしれない」

 

「ルールが分かりにくかったのかもしれない」

 

 

たくさん子どもがいる中で、やることもいっぱいで

あわただしくなってしまうのも事実ですが、

 

 

次の活動の準備をしたり

食事の準備をしたり、というのは

 

子どもたちにより良い環境で過ごしてほしいから。

 

 

 

子ども達からのサインを見逃さずに

子ども達と向き合うのを忘れないようにしたいと思っています。

 

 


 

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保持資格等



モンテッソーリ教師
おしごと育児シニアインストラクター

幼児教育アドバイザー

心理ケアコンサルタント

日本ベビーサイン協会認定講師

保育士