朝から気になったとあるお言葉。
「山での生活がいかに厳しい物か、私も人並みには知っています。ちょっとした手違いで遭難したこともありますしね。
山での生活はこの上なく簡素です。なにしろ生きる事以外に時間を割く余裕がない。愉しむために生きるのではなく、生きる為にただ生きる。生活は必要最小限を、さらに切り詰めたものとなっていく。
山での生活に比べれば、都市の在り方は楽園以外の何物でもないでしょう。
ですが、楽園の定義は、人それぞれです。
一粒の種の誕生すら喜びになる生活。
電気の明かりがどれだけ暖かくても、自然のままの厳しい寒さを人は尊んでいたはずです。
なのになぜ、おりてきたのでしょう。山に居れば、人は倖(しあわ)せだったでしょうに。」
「困った物です。そこをはっきりさせないといつまでも救いがない。
故郷を捨てた理由も分からないのに、旅先の土地を愛するコトなんて、まっとうな人間にはできませんよ。
これは忠告ですが、すべてを無条件に肯定したからと、幸福になれるとはかぎりませんよ。
あなたはもう少し、自分の心を許してあげないと。」
「それと最後に、責任のある大人、なんて言葉自体がおかしい。
なにがあっても責任をとる、それが、正しい大人というものです。」
なんだか、朝からいろいろ考えさせられるものです。
なんだか、朝からいろいろ考えさせられるものです。