不登校カウンセラー まつもと わかこです。
娘は別室登校している時、教室に入って授業を受けないといけないというプレッシャーから、体調不良になり、週2回くらい早退することがありました。
当時、私は週3日介護の仕事をしていました。
利用者さんのお宅に訪問して、掃除や洗濯、買い物などをしていたんですが。
学校からの電話にすぐ出れるように、常にエプロンのポケットにスマホを入れていました。
娘の早退を知らせる電話が、いつかかってくるか気になって、仕事に集中できませんでした。
そして、中学校から電話がかかってくると、利用者さんから離れた場所に移動して、電話をとっていました。
「どうしたの?何かあったの?」
って心配して声をかけてくれる利用者さんに、
「最近、娘の体調が悪くて…」
と話すと、
「心配やね、思春期は色々あるよね」
って、深くは詮索せず、優しく声をかけてくれた利用者さんの心遣いがうれしかった。
別室登校から不登校になってからも、仕事中、私の娘への心配は続きました。
「つらい、死にたい」
って言葉を毎日口にしていて。
抑うつ状態になっていたから、発作的にマンションのベランダから飛び降りたりするんじゃないかって。
仕事中、心配で心配で、怖くて仕方なかった。
だから、仕事の合間を見て、ちょこちょこLINEや電話をして生存確認をしていました。
いつまでこんな生活が続くんだろう
って、ほんとに毎日がつらかった。
でも3,4ヶ月くらいたったあたりから、娘の精神状態は少しずつ落ち着いていきました。
そして、それと同時に私も娘の事を気にせず、集中して仕事ができるようになりました。