土曜日経1面:薄型テレビ撤退
元セルサイド(S);ついにきましたねー。こうなるだろうとは思ってましたが。DVDもJVに移管すると。ついに、AVのパイオニアは事実上消滅して、カーエレの会社になっちゃうわけですな。やっとこさ、とは思いますが、かなり思い切ったとも思います。来週、正式発表と報道されてますが、小谷社長、がんばって!
元バイサイド(B);パイオニアも遂に車載機器メーカーになってしまうのか。まあ、セグメント別の利益ではホームエレクトロニクスの赤字をカーエレクトロニクスの黒字で補うっていう近年の構図だったから、ある意味既定路線というか、金融危機で背中を押されて「業態転換」が早まった、ということだろうけどね。
S;しかし、投資判断はまだ売り(投資判断は投資家御自身の判断でね!)です。鬼のようで申し訳ないですが。。。
B;おおっ、4社目にして初めて見解が一致したね。俺も売り(投資判断は投資家御自身の判断でお願いします)かなぁと思った。この株価水準から売るのはかなり気合がいるけどね。
S;厳しい言い方になるけど、この展開はもう数年前から予想されていたこと。また、この縮小に伴って、相当のリストラ(人的にも資産的にも、そして総合AV家電的なメンタリティからの決別といったリストラも!)がこれから出てきます。これを完遂しないと、この決断の効果は短期的なものにとどまるだろうし。そしてさらに、、、、じゃ、カーエレ会社として買うならALPINEやクラリオンの方が専門家だしいーじゃんってとも思う。特に、ALPINEなんて、いー会社だし。最後に、、、今や自動車はかなりの厳しい需要先。そこに特化っていっても。。。。
事業戦略的には、このリストラ正しいと思うけど、会社のアイデンティティや比較競争条件の変化(これまでは松下、失礼!パナソニックやソニーと比較されてたのから、ALPLINEやクラリオンと比較されちゃう)を考えると、かなりきついなと。
こっから下値はどこまであるかっていうと、既にPBRは0.2倍を下回っててとっくに下値ラインなんだけど、もしこのニュースで株価が上がったら、絶好の外し時かなって感じ。
B;問題は、この「業態転換」に伴ってどれ位損失が拡大するのかと、カーエレクトロニクスメーカーとしてどれ位の利益水準が期待できるのか、の2点だろうね。株価は前期実績PBRでは既に0.17倍(!)だけど、今後も損失の計上があるかもしれないし、カーエレの収益性に当面は大きな期待ができないからね。
まず、今期の最終損失は1,000億円以上になるみたいだから、これだけで前期末にあった2,474億円の自己資本が1,500億円以下に減るよね。あと、前期末にはホームエレクトロニクス事業の資産が1,656億円あったから、このうちどれだけが事業撤退に伴って不要になるのか。今期の1,000億円の最終損失に事業撤退関連の損失計上がある程度は含まれてると思うけど、まだ追加的に出る可能性があるよね。そうすると、自己資本もやや心もとない金額にまで減りかねない。ここもエルピーダのように公的資金申請になるのかな? あ、そしたら短期的には株価上昇じゃん(笑)。カーエレ事業も、前期までは200億円以上の営業利益を稼いでいたけど、今期は上期で営業利益28億円に激減だからなぁ…。
S;でしょ! カーエレも赤字転落の公算ありだよー。。。。しかし、エレキは軒並みつらい決算だねー。パイオニアに限らず、これからもバンバン再編話や撤退話は出てくるよ。本格的な買い場はそこからですな。
B;うん。やっぱり電機業界は厳しいね。デジタル時代になって製品の他社との差別化が難しく、以前から利益率低下で苦しんでたけど、金融危機で製品需要が一段と大きく落ち込んだからね。
個人的には、液晶よりもプラズマの画質の方が好きだったんだけど、プラズマは完全に負け組になっちゃいましたね。もっとも、ウチではまだソニーの平面ブラウン管VEGA(既に懐かしい響きか…)が現役で、薄型TVを持ってないので、こんなこと言っても全く説得力ないですよね(笑)。
S;うちも負け組のプラズマなんだよー(泣)!!!!