都々逸 | むばたまの夜の衣を返してぞ着る

むばたまの夜の衣を返してぞ着る

~いとせめて恋しきときはむばたまの夜の衣を返してぞ着る~
平安時代の歌人小野小町の歌から。
愛しい人にどうしようもなく会いたくてしかたのないときは、
寝間着を裏返して寝るわ
(寝間着を裏返して寝ると恋しい人の夢を見ることができるという説があったそうで)

前の記事のつづき・・・


「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は 百合の花」から

思い出したのだが、


最近、都々逸(どどいつ)にちょっとはまり中。

七七七五という定型が心地いいのは

やっぱり日本人だからかなあ(^^)v



嫌なお方の 親切よりも 好いたお方の 無理が良い


恋に焦がれて 鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がす


短歌や俳句より直接的で単純ため

わかりやすいといえばわかりやすい。

軽いと言い換えてもよい(*^_^*)