ジャングルから | むばたまの夜の衣を返してぞ着る

むばたまの夜の衣を返してぞ着る

~いとせめて恋しきときはむばたまの夜の衣を返してぞ着る~
平安時代の歌人小野小町の歌から。
愛しい人にどうしようもなく会いたくてしかたのないときは、
寝間着を裏返して寝るわ
(寝間着を裏返して寝ると恋しい人の夢を見ることができるという説があったそうで)


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我が家のジャングル(笑)から見つけてきた花。

本日は芍薬

なんとも華やかな花だこと。


美人の形容として「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」

と言うが、

これってどういう由来なのだろう?

芍薬は草で、牡丹は木だから、

立てば牡丹 座れば芍薬・・・のほうが合うのでは?

なんて馬鹿なことも考えてみる。

単に七七七五の都々逸の語調に合わせたのか?