あっぱくんのブログ -104ページ目

桃山学院中学高等学校の取り組み 2 いのちの教育

桃山学院では、心肺蘇生法を生徒に教えるということから「いのちの教育」がスタートしました。
しかし技術ばかりではなく「心」を育てることが大切であるとの思いから、他にも「心」を育てるための様々な取り組みをしています。

桃山学院が目指す「いのちの教育」とは自分や他の人の命を大切に感じる心を育てることです。

取り組みについて
・バルナバ病院思春期教室受講(中学2年生と高校2年生全員)
  助産師さんからの講義と体験活動、新生児見学等を通して、いのちの大切さを感じる

・中学1年生いのちの教育「自分を大切に友達も大切に」
  日常のルールやマナーから、周囲の人との付き合い方について学ぶ。

・中学3年生いのちの教育「カフェテリア方式」
  5つの「いのち」に関する講座から希望するものを選び受講する。今年度は「救命救急」「輝  くいのち」「人間関係力UP講座」「夢を持つこと」「自分のこと、好きですか?」の5つで  す。「カフェテリア方式」の「救命救急」はKIBAの学生達が担当してくれています。

生徒達には、このような取り組みを通じて命の大切さを感じてもらう事が最も大切なことです。
命を大切に思う心があれば、自然と救命行為に繋がっていくのだと思います。

PUSHプロジェクト  副委員長 前重 壽郎

PUSHプロジェクト第38回運営委員会

今日はPUSHプロジェクト第38回運営委員会でした。

学校PUSHや全国展開に向けての報告や意見交換など充実した委員会が行われました。
PUSHプロジェクトの基本姿勢を大切にしながら、たくさんのことに取り組み、反省し、また次の一歩を踏み出す。5年間その繰り返しで今日までやってきました。
意見交換をするプロジェクトの仲間を見ながら、まだまだ頑張らなくては!!と思いました。

 PUSHプロジェクト  副委員長 前重 壽郎

桃山学院中学高等学校の取り組み 1

2004年5月、私たちの息子は桃山学院高校のグランドで倒れ天国へと逝ってしまいました。
先生方に最善を尽くして頂きましたが、息子を助けてやることはできませんでした。

当時はAEDの使用は一般人に認められていませんでした。当然学校にもAEDはありませんでした。
この年の7月、AEDの仕様が一般市民にも解禁され誰でも使えるようになりました。
このことを受け、桃山学院にはすぐに、2台のAEDが設置されました。
「二度と同じ事故を繰り返してはいけない、子供達の命を守らなければいけない」という思いから桃山学院の「いのちの教育」プログラムへの取り組みが始まりました。

息子の同級生達からの寄付で、レサシアン20体、AEDトレーナー10台を購入し、高校1、2年生(各2時間)全員への救命講習が授業の中でスタートしました。
現在は、中学1、2年生(各6時間、座学に力を入れています)へも実施されています。
教職員対象においても、確実に全員1年に1回は受講してもらいます。新任研修でも救命講習を行います。
PTA活動としても、PTAの方が中心となり年2回、地域の方も招いて実施しています。
また、文化祭でもKIBA(関西学生BLS協会、このブログでも何度か紹介しています)の学生達が、心肺蘇生体験ブースをもうけ、来場者の方々に体験講習を行っています。

現在、校内には9台のAEDが設置されています。
また夏休みは6台のAEDをレンタルして,各クラブの合宿に持参。
校外活動や耐寒登山等の行事にも持参しています。
救命講習やAEDの配備だけでなく、体育行事における配慮(企画、プログラム内容、生徒への注意喚起、当日の監視体制等)もなされました。心肺蘇生法やAEDの必要性を学ぶことで「救える命がある」こと、「自分たちにもできることがある」ことを伝えています。

PUSHプロジェクト  副委員長 前重 壽郎