PUSHプロジェクトは、胸骨圧迫(心臓マッサージ)だけの誰でもできる心肺蘇生(そせい)の普及を通じて、突然倒れた方を救命できる社会を目指しています。
なかでも、心肺蘇生法教育を学校教育の現場に広げることに力を入れています。
PUSHには、3つの意味があります。
・胸をPUSH=胸骨圧迫(心臓マッサージ)ができるように。
・AEDのボタンをPUSH=AED(自動体外式除細動器)を使えるように。
・あなた自身をPUSH=突然目の前で人が倒れてしまったときに、近づいて声をかける勇気を持てるように!!
みなさん、是非、PUSHプロジェクトを応援してください。
PUSHプロジェクトのホームページ:http://osakalifesupport.jp/push/index.html
2011年4月1日 PUSHプロジェクト委員長 (NPO大阪ライフサポート協会・京都大学) 石見 拓
PUSHプロジェクトのFBをご覧下さい
PUSHインストラクターの活動報告
全国で活動されているPUSHインストラクターの活動報告です。
12回目は兵庫県の山本 信一さんです。
元関西国際空港株式会社
消防防災GL 山本 信一
(現在:都市防災アドバイザー)
現在の関西エアポートが、関空と呼ばれていた2004年9月に、日本国内の空港で初めてAEDを導入しました。メインの旅客ターミナルビルの長さは、約1,660メートル。大阪市の地下鉄の二駅分に相当する距離でもあり、一刻一秒を争う心肺蘇生を必要とするお客様がいた場合「近畿大学医学部関西空港クリニック」の医療スタッフだけではカバーしきれるものではありませんでした。そこで、全エリアで勤務する空港スッタフ全員がファーストレスポンダーであれば、この広大なエリアで突然心停止のお客様が発生しても対応できると、「社会復帰を目的に」として空港島従業員対象にAED講習会を企画しました。
当時、西本先生、石見先生にお世話になったことも懐かしい思い出であります。
手元にある関空会社発行の受講証をみると、第05-1149号(平成17年7月26日付)
とあり、1,149番目の受講者になっていました。当時の熱のこもった取り組みが走馬灯のように想起されてきます。いつの日にかAEDが全国に広がり、救命の輪が繋がっていくことを思い描いていましたとおり普及は進展しましたが、残念ながらその使用率が4パーセントに満たない消防庁の統計を知り、内心忸怩たるものがあります。
現在は、住まいのある地域で「三田防災チーム」を立ち上げ、防災・減災活動の一環として、AEDの必要性を心肺蘇生法の講習時に啓発しています。
今年度は、嘱託先の化学会社の基盤技術センターの救命講習として「PUSHコース」が認められて「全国でPUSH運動」に参加しています。
「一人の命を大切に」今後ともAEDの普及促進と心肺蘇生法の普及に取り組みたいと思っています。
山本 信一さんありがとうございました。
PUSHプロジェクト 前重
PUSHインストラクターの活動報告
全国で活動されているPUSHインストラクターの活動報告です。
11回目は沖縄県那覇市消防局の中村 広康さんです。
【活動のきっかけ】
私がPUSHに出会ったのは、浦添総合病院救命救急センターの米盛輝武先生にお誘いをいただいたのがきっかけでした。
私は救急救命士として、これまで数え切れない人数の心肺停止の方の救命処置にあたりました。しかし、蘇生させることはできても社会復帰まで持っていけたのはほんの一握りの方という現状があります。
救急隊やポンプ隊による救命処置、ドクターカー、ドクターヘリや病院内での救命治療や集中治療を施しても救うことができず、悔しい思いをしたのは一度や二度ではありません。
やはり、その場にいた方による蘇生処置、AEDによりいかに早くショックをかけるか。という事が救命・社会復帰のカギであるという事を今さらにして再度実感していました。
もっとたくさんの方に知ってほしい、救命の第一走者になってもらいたい。その思いが強くあり、PUSHに参加させていただいております。
PUSHは短時間でシンプルですが、ポイントはきちんと押さえており、受講者からも好評です。
【今後の目標】
現在は、沖縄PUSHネットワークのインストラクターとして活動しており、
勤務の休みの日などに学校や企業などの依頼を受けて飛び回っています。
特に学校での講習には力を入れており教師のみならず、児童や生徒に対しても講習を行っています。
ある小学校では、児童と保護者相手にPUSHを行い、その後プールへ移動し、ういてまて講習会(以前は着衣泳と呼んでいました)も行っております。
二種類の命を守る講習会を三時間で終えられるという事で、大変好評をいただいており、毎年夏休みの恒例行事となっております。
今後は、沖縄県の全ての学校でPUSHを行い、命の大切さを知ってもらえるように、そして少しでも多くの命を救うことができれば良いかなと考えております。
中村 広康さんありがとうございました。
PUSHプロジェクト 前重



