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パパケベックの総合ブログ

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プーチンVSゼレンスキー会談お流れ


停戦のための会談でも、終戦のための会談でも、ロシアとウクライナの間には何一つ交渉材料がない。

だから、トランプが盛んにゼレンスキーとプーチンのトップ会談など最初からあり得ないものだった。


お流れの発表?の前にドイツのメルツがお流れの発表を先行した。


●ロシア・ウクライナ会談は「明らかに」実現しない ドイツ首相

 

 

 




「ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は28日、ロシアによるウクライナへの大規模攻撃を受け、両国の首脳会談は「明らかに」実現しないとの見解を示した。」


◆トランプはどのように戦争終結を考えたのか


それは、領土交換。

領土交換は、ウクライナにとっては、敗戦とロシアに割譲される領土でしかない。

いわゆる、領土の割譲は、ロシアに対する賠償の意味合いでもあるから、ゼレンスキーにとっては受け入れがたいだけでなく、戦争の責任を負わされる意味にもなる。


●トランプ氏、ロシアとの戦争は「ウクライナが始めた」と主張

 

 

 



「トランプ大統領は、ウクライナのために「ほぼすべての土地を彼らに与え、誰も死ぬことのなかった」取引ができたと主張。「だが、彼らはそのようにしないことを選んだ」と結論付けた。」


トランプは、プーチンがなぜウクライナに侵攻を開始したのかの理由について明確に述べていない。



◆プーチンのウクライナ侵攻の理由


プーチンがなぜウクライナに侵攻したのかその理由は、バイデン政権のときのノルドストリーム2の事実上の稼働停止である。

プーチンは、ノルドストリーム2が完成すれば、それを使ってヨーロッパにガスを売り込んで儲けようとしていたところ、ゼレンスキーによって阻止されたのである。

儲けようとしていたところを妨害されたのだから、プーチンは、腹いせのウクライナ侵攻を始めた。


プーチンは、結局、ウクライナ4州を併合し、ウクライナに賠償を負わせたようなものである。




◆今後のウクライナ情勢


今後も戦争が継続する。それでウクライナの反転攻勢があるかどうかだが、仮にトランプがインドだけでなく中国にもロシアの石油を買う制裁関税を負ったとしても、ロシアは、戦争資金が枯渇することはなく、戦線での手が緩むこともない。


つまり、この先何年間も、トランプの大大統領任期が切れて別の人間が大統領になっても、ウクライナ戦争は継続する。


トランプが大統領を去ってからもウクライナは、相変わらずゼレンスキーが大統領を継続しているだろう。

プーチンが大統領から退いても、プーチンの後の大統領でも戦争を継続するし、併合したウクライナ領土は、ロシアの憲法で禁止されているから、占領地を決してあきらめることはないから、ゼレンスキーの望むようなロシアの新大統領など現れはしない。


ウクライナは、①兵員不足 ②戦争資金不足 ②兵器不足の点で西側の支援なしには戦争を継続できない。

ゼレンスキーがロシアの戦争資金を枯渇させるようにロシアに対する圧力を強化するように各国に求めても、西側の兵器の供給を受けても、現状では、反転攻勢にはならない。

 

ロシアに経済制裁しても、ロシアの石油を輸入する国に制裁関税欠けても、ロシアの戦争資金は、枯渇しない。



逆に、ロシアは、ウクライナに攻勢をかけているばかりだ。


●トランプ米政権、ウクライナへの「拡張射程攻撃弾」3350発の売却承認

 

 

 



「売却が予定通り完了されれば、射程240~450キロのミサイルが年内に引き渡される可能性がある」


●ロシアの進軍、4か月連続で加速 7月の制圧面積は昨年11月以来最大

 

 

 



「米戦争研究所(ISW)のデータに基づくAFPの分析によると、ウクライナに侵攻するロシア軍の月間制圧面積は7月、昨年11月以来最大の634平方キロとなった。」

「ロシア軍が713平方キロを制圧する一方、ウクライナ軍は79平方キロを奪還した。」


じわりじわりとロシアは占領地を拡大する。


トランプは、ウクライナに眠っているレアアースを狙って鉱物協定を結んだが、肝心な点は、ウクライナのレアアースがロシアの占領地、ロシアの併合地にもあるということだ。


プーチンは、多少なりともウクライナのノルドストリーム2の稼働阻止の落とし前にウクライナのレアアースを狙っていたとしたら、まさにウクライナ4州は、ウクライナ侵攻の主たる目的だったことになる。




◆インドに対する制裁関税でロシアに対する停戦要求が陰りはじめた


元々停戦要求の目的は、ロシアが停戦に合意すれば、数日以内にNATO加盟国の軍隊をウクライナに派兵する計画があるためだ。

それでウクライナは、NATO加盟しなくてもNATO勢力圏内に入り、NATOの保護を受けられる。


だから、ウクライナのNATO加盟というのは、実現しなくてもまったくかまわないのである。



◆ゼレンスキーがロシアに停戦を求める下心ーーーロシアが停戦したら平和維持軍とともにロシアに再侵攻をけしかけて領土を奪還しよう

★停戦論の核心部分
ゼレンスキーは、ロシアが停戦に合意したら数日以内にイギリスなどの軍隊が駐留、その後、ロシアの再侵攻を防ぐという目的である限り、ロシアが占領地をすべて返還しないうちは、ロシアの再侵攻を警戒する期間内となるからかなり長期間にわたって停戦状態にできるというメリットがある。


ゼレンスキーの下心は、停戦期間内にロシアの再侵攻をけしかけて再び戦争を誘導して
ロシアに占領された領土の奪還を行うことである。


ゼレンスキーの下心は、他の国には見透かされているものであるが、決して口外しないものである。

トランプはその停戦路線に乗っかってみたものの、プーチンもゼレンスキーも思ったように動いてくれなかった。


アラスカ会談の後は、トランプが形式的に和平外交の路線変更の形にした。それが戦争終結のキャッチフレーズを言ったプーチンのような路線だが、上っ面過ぎて、実現不可能なゼレンスキー・プーチン会談を両者に丸投げしたようなものだったが。



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