アメリカがイランと戦争しそうだ トランプ No4 | パパケベックの総合ブログ

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アメリカがイランと戦争しそうだ  トランプ No4


イスラエルが先陣を切ってイランを攻撃、イランは迎撃して反撃、そのままずるずると戦争が継続している。

そのさなか、G7が開かれたもののトランプが立ち去って、G7の亀裂が鮮明となった。



◇G7の亀裂

以下の記事を読めばその通りだ。もともとトランプの関税マンとウクライナ戦争に対する停戦の仲介は、ヨーロッパ列強とは大きく異なる。

●トランプ氏、G7軽視鮮明 中東情勢対応で途中帰国―対ロシアでも亀裂残す

 

 

 



G7の亀裂は以下の通り、


「ロシア抜きでウクライナ情勢を巡る討議に「多くの時間を費やす」のは無駄だとも主張した。」


「現在行われている米国とイランの交渉に欧州の関与はない。」

「制裁はそんな簡単なものではない」


そもそもトランプは、G8からロシアを締め出したことを批判している。

「主要8カ国(G8)から、オバマ(元米大統領)とトルドー(カナダ前首相)がロシアを排除したことは間違いだった」


ヨーロッパ列強のロシアに対する考えは、ロシア抜きで停戦を進めてロシアの同意を得ることなく平和維持軍などの名目でウクライナにNATO加盟国の軍を派兵することだが、トランプは、それをきっぱりと否定した。

それでロシアが停戦しないのを前提にロシアに対する制裁を主張したのがヨーロッパ列強とウクライナである。

ロシアに対する制裁の目玉は、ロシア産原油の価格統制であって60ドルから下げるものだが、それもトランプの「拒否権」でとん挫している模様だ。



◇トランプがイランに無条件降伏しろと要求


トランプは、イスラエルが先陣を切ってイランを攻撃したことを絶好のチャンスのように考えているようだ。

イスラエルのネタニヤフは、アメリカのイラン攻撃での参戦を求めていたが、トランプは、別の形で高台に上って見物するような感じでイランの無条件降伏を主張している。


●米大統領、イランに「無条件降伏」要求 核放棄目指し、NSC開催

 

 

 



トランプーーー

「無条件降伏!」

「イラン上空を全面的に制圧した」



トランプは、「イランに勝ち目はないぞ」と言っているわけだ。


記事では、アメリカでの安全保障会議の開催を掲載している。

「トランプ米大統領は17日、ホワイトハウスで国家安全保障会議(NSC)の会合を開催した。」

「会合は約1時間20分行われた。」

軍事的オプションも話し合った可能性がある。」



アメリカのイランへの攻撃の可能性は、以下の記事でも明らかだ。

それは、ネタニヤフのイラン攻撃への参戦を求められて、それで攻撃開始するのではなく、もともと考えていたものである。


●イスラエルとイランの軍事衝突続く トランプ氏、米軍による核施設攻撃に前向きか

 

 

 




「トランプ氏は国家安全保障のチームと会合を行った。情報筋によれば、トランプ氏は米軍によるイランの核施設への攻撃に前向きな姿勢を示している。」

30機超の空中給油機が中東に増派されたと情報筋が明らかにした。」

「イランの最高指導者ハメネイ師を「容易な標的」と呼び、「米国の忍耐は限界に近い」とし、「無条件降伏」を呼び掛けた。」



問題のイランの核兵器開発の有無だが、

「ギャバード氏は3月の議会証言で、米情報機関はイランが核兵器を製造していないとの評価を継続していると述べた。」


いつだったか、ブッシュの息子がイラクのフセインが大量破壊兵器を持っているなどというキャッチフレーズでイラクのフセイン政権をぶっ倒したが、そんなことのようだ。トランプの考えは。

「トランプ氏は17日、記者団に対し、イランは核兵器獲得に非常に近いとの認識を示した。」


「非常に近い」・・・・・便利な言葉だ。核兵器を獲得するまでどれくらいかかるのかという内容ではない。


無条件降伏というものは、現状では、イランがそれをしたとして、イスラエルやアメリカがイランに乗り込んで政権自体をどうにかする、というものではないだろう。意味的には、アメリカとの核協議に同意しろと言っていることだろう。


●イスラエル・イラン紛争6日目に、トランプ氏「無条件降伏」要求

 

 

 




「トランプ氏は自身の交流サイトで、「われわれは、いわゆる『最高指導者』がどこに隠れているか正確に把握している。容易な標的だが、そこにいる限り安全だ。少なくとも今のところは、われわれは排除(殺害!)するつもりはない」などとし、その3分後に「無条件降伏!」とも投稿した。」


アメリカが参戦するつもりがある点は、以下の記事内容ーーー

「米軍は中東地域により多くの戦闘機を配備し、他の軍用機の配備期間を延長している」


記事では、イスラエル軍による
イラン高官の殺害で問題が生じているとーーー

「イランの意思決定プロセスに詳しい5人の関係者によると、これにより指導部が空洞化し、戦略的ミスのリスクが高まっている。」


「戦略的ミスのリスク」・・・?負けるとわかっていても戦争をずっと継続することか?戦争の引き際の見極めというのができないのと同じだが。



◇西側経済同盟とブリックス経済同盟との戦争


ウクライナ戦争もイラン戦争も西側経済同盟とブリックス経済同盟との戦争(代理戦争)だろう。

イランは、石油を産出するブリックス同盟だが、イラクは、アメリカなどがフセイン政権を打倒し、西側経済同盟になったものとみなせる。



トランプは、ブリックス経済同盟を警戒している。次のようにーーー

●【米政権交代】 BRICSが脱ドル化なら「100%の関税かける」とトランプ次期大統領

 

 

 




「ドナルド・トランプ次期米大統領は、新興国9カ国からなるBRICSが米ドルに対抗する新たな通貨を創設した場合、100%の関税を課すと脅迫した。」


日本の論調では、数年前の段階では、ブリックス経済同盟を軽んじていたが、トランプはいち早くそれに着目して関税によるドルの信用価値の低下を予想し、西側経済同盟の基軸通貨ドルを守るべきとの考えを早くから表明していたのである。


とはいえ、イラン戦争が終結しないとただでさえウクライナ戦争で石油価格が高騰しているのだから、早く終結してほしいものだ。ガソリン価格が高い。灯油価格も。




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2019年10月10日。
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