6月16日追加
●トランプ氏、イラン・イスラエル和平を楽観視 プーチン氏仲介に言及
トランプ
「イスラエルとイランの間で近く和平が実現するだろう!多くの電話や会合が現在行われている」
トランプは、イスラエルの攻撃がイランとの核協議の合意を早めるとも言っているようだ。
「実際のところ、これで合意が早まったかもしれない」
「かもしれない」、便利な言葉遣いだ。
●トランプ氏、イスラエルのハメネイ師殺害計画を却下=米当局者
「トランプ米大統領がここ数日に、イランの最高指導者ハメネイ師を殺害するというイスラエルの計画を却下していたことが分かった。米政権高官2人が15日、ロイターに明らかにした。」
イスラエルがイランの体制崩壊を狙っているうえでは、ハメネイの暗殺は、トランプに言われてやめるわけにはいかないだろう。
しかし、ネタニヤフは、トランプが合意しないなら空爆だと脅していたものを代わりにやっただけに終わらせてもいいと考えるのは、イランがアメリカの核協議に合意する場合だけだろう。---イランが合意しないなら?規模が大きくなる可能性がある。
ただ、プーチンのような奴がイランを説得できるなら、イランは核協議に合意する可能性はある。
6月15日追加
イスラエルがアメリカに空爆に参加するように要請していたと。
●Israel asked the US to join conflict with Iran over last two days — Axios(イスラエルは過去2日間、米国にイランとの紛争への参加を要請した — Axios)
ワシントン、6月15日 TASS
「イスラエルは過去48時間にわたり、ドナルド・トランプ米大統領の政権に対し、イランの核開発計画を破壊するためイランとの紛争に加わるよう要請したと、米国に拠点を置くウェブポータルサイト「アクシオス」がイスラエル当局者2人の話を引用して報じた。」
アメリカの応答ーーー
「米国の代表はウェブポータルに対し、イスラエルが政権に紛争への参加を促したことを認めたが、政権は現時点でこの選択肢を検討していないと述べた。 」
プーチンが仲介を申し出たらしい、トランプに
●イラン・イスラエル情勢 米ロ首脳が電話会談、プーチン氏が「仲介」の意向
6月14日
プーチンとトランプがイラン情勢について電話会談ーーー
「プーチン氏は会談で、イスラエルによるイラン攻撃を非難し、両国間の仲介役を申し出たという。」
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◇イスラエルのイラン攻撃
「日本語で読むアラビアのニュース」から今回の攻撃を取り上げる。
●イスラエルがイランの核施設を攻撃、革命防衛隊トップを殺害
記事では、イスラエルがなぜ攻撃したのかを取り上げている。
「イスラエルの指導者たちは、先制攻撃は国家の存続のための戦いであり、イランが核爆弾を製造するという差し迫った脅威を阻止するために必要なものだとした。」
アメリカが今回の攻撃に関与していないと声明を出した。
ルビオ米国務長官ーーー「われわれはイランに対する攻撃には関与しておらず、最優先事項はこの地域のアメリカ軍を守ることだ」
しかし、アメリカは次のようにも言明している。
「マルコ・ルビオ米国務長官は、イスラエルは「イランに対する一方的な行動」をとり、イスラエルは自衛のために攻撃が必要だと考えていると述べた。」
◇イスラエルがアメリカに事前通告
●トランプ大統領、イスラエルによるイラン攻撃の事前通告があったと語る: FOXニュース
イランは、イスラエルに報復攻撃を開始した。これは、トランプの言うアメリカとイスラエルを守るということになりえる。
「トランプ大統領は、イランが報復してきた場合、アメリカは自国とイスラエルを守る用意があると述べた」
アメリカがイスラエルの攻撃に関与していないと言明したのは、アメリカとイランとの核協議が予定されているからだ。
それでイランの報復攻撃でアメリカは、イランを攻撃しないようにしているようだ。
もし、イランが核協議に参加もしないし同意もしない場合、トランプは、イランを空爆する可能性が残されている。
トランプがイランの空爆にゴーサインを出したら、イスラエルにとっては願ったりかなったりだろう。
◇イスラエルの空爆を認めているのはアメリカだけ
サウジアラビアも日本もイスラエルの空爆を非難している。
●サウジアラビア、イスラエルによるイラン攻撃を非難
サウジアラビアの国王ーーー
「兄弟国であるイラン・イスラム共和国に対するイスラエルの露骨な侵略行為に対し、強い非難と糾弾の意を表明する。これはイランの主権と安全を損ない、国際法と規範に対する明らかな違反である」
◇どのような終息になるか
イスラエルは一定の成果を達成するまで攻撃を続けるし、イランがそれにどのくらいの反撃をするのかによって、イスラエルの攻撃期間が決まることになる。
イスラエルの主張するイランの核爆弾の脅威は、それがなくなるまで戦争状態になりえる。
イランがアメリカとの核協議に合意する見通しがない現状では、自然終息のような形で収まることくらいしかない様子だ。
もっとも、第二のイラクのように、有志連合軍でイラン政権を崩壊させる戦争をやるつもりなら、数か月が最低在りうるだろう。
ただ、イラクのようにはできないはずだーーーイランの方がかなり手ごわいからトランプがそんな戦争に肩入れしたら、多分経済的に悪くなくなるだろう。
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2019年10月10日。
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