PPPoE切断現象(windowsXP)の対処 | パパケベックの総合ブログ

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PPPoE切断現象(windowsXP)の対処


切断現象は、PPPoEでインターネット接続中におこる。

PPPoEは、パソコンにLANケーブルを差し込めば、インターネット接続ができるルーター環境と異なる

PPPoEは、ルーターの機能を停止してルーター機器をブリッジにしてパソコンがインターネット接続に必要なやり取りを行うものである。

従って、PPPoEは、契約先のプロバイダーのサーバーとの間でやり取りを行ってインターネットに接続できるものである。


そんなPPPoEの利点は、パソコンがインターネット上の端末になることである。ルーター環境下のパソコンでは、インターネット上の端末は、ルーターとなる。パソコンは、ルーターを使ってインターネットにつながる。



◆PPPoEの切断現象

windowsXPでは、光端末になる前もADSLのときからPPPoEの切断現象があった。

その特徴は、XPがPPPoEによる接続を終了させることである。

しかし、通常、PPPoEによるネット接続でもPPPoEの接続切断は、手動でもブリッジ接続にした光端末との間のやり取りによって切断を完了する。

切断現象は、通常のPPPoE切断のやり取りではない。そのやり取りは、XP側から一方的に光端末に向けて光端末が出すべきパケットを出すことによって切断が生じる。

その際のXPから出るパケットは、以下のものである。


Code: Active Discovery Terminate (PADT)

それに対する光端末からの応答はないのが特徴である。その意味は、光端末としては、ネットからのパケットを受け取っている状態が継続することである。

従って、XPが勝手にPPPoEを切断してもインターネットからのパケットがやってくることは、プロバイダーから取得したグローバルIPアドレスがまだ生きた状態であることを意味する。


まことにヘンテコな状態。まだグローバルIPアドレスが生きている状態でもパソコンからネットに通信ができない(何もパケットが飛ばない)。


PPPoEの切断現象は、光端末のブリッジ接続との関係上、XPだけの一方的な切断現象であって、プロバイダーから与えられたグローバルIPアドリスは生きたままでネットからのパケットがやってくる状態で、定時的なプロバイダーサーバーとのpingのようなパケットのやり取りもプロバイダー側からの一方的なパケットがやってくるだけになる。

つまり、PPPoE切断現象は、外見上、windowsXPが一方的にPPPoE接続を消滅させたものである。しかし、プロバイダー側では、加入者に割り当てたグローバルIPアドレスはそのままの状態となる。



◆PPPoE切断現象の原因調査

たいていの原因調査は、イベントビューアのログを見ることである。それ以前は、wiresherkで切断時のやり取りを確認するだけである。

Code: Active Discovery Terminate (PADT)

そのパケットがXP側から出ていたのである。本来は、光端末側からXPにくるパケットである。(通常は、切断を行うときにXPから光端末に切断のお願いするパケットを出す)

イベントビューアでログを確認すると該当するものは一つだけあった。

それは、
windows timeのものである。

切断現象時にもwindows timeのログが記録されていた。


なぜ?その時点で時計合わせなどしていない。



◆PPPoE切断現象の対処法の模索

まず、windows timeが関係しているとにらんだ。そこでサービスのwindows timeを無効にしてみた。

すると切断現象が発生しなくなった。

しかし、再び切断現象が発生した。

サービスで確認すると無効にしたものが有効に戻って、自動開始ではなかったが、とにかく有効に戻っていた。

それで有効になる原因を考えてみた。何かやったから無効が自動に戻ったのだろうと勘ぐった。

思い出せるものは、
通知領域の時間をクリックして出てくる画面だ。

日付と時刻のプロパティ

そのタブの一つ、インターネット時刻、がある。それにチェックが入っていると無効にしても自動に変わる。

 


また、サービスで無効にしてもそのタブのOKボタン押すと、無効が有効に変わる。その画面を消す場合、窓の罰点印で閉じる。


これでPPPoE切断現象が消えた。

なお、時刻合わせは、時刻合わせのソフトで行う。パソコンの時間帯は、所定の設定のままだからそのままでいい。


この対処法とか模索は、wiresherkで切断時のパケットを確認したことがそもそもの始まりだった。不思議でならなかったが、確認前には、光端末に難癖つけて濡れ衣着せていたが、パケットを確認して受け入れがいたものを感じた。さらにイベントビューワのログを確認して一段と混とんとしたものになった。


イベントビューワに記録されるログは、単純に時刻合わせしたときに記録されるものと内容が同じだが、それって、時刻合わせしていないのにPPPoE切断のためのパケットを出したりPPPoEを切断する動作を時刻合わせと同じように記録していることになる。

全く奇怪な現象だが、PPPoE切断がある程度時間的に同じ場合もあったから、多分、パソコン起動開始からの経過時間で時刻合わせの
つもりが狂って?PPPoE切断の挙動となったことか??

なお、PPPoE切断現象は、XPをルーターにして配下のパソコンを繋いでいても、単独でも発生していた。確かにXPの問題だからだろう。

 

chan chan !

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2019年10月10日。
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