トランプのウクライナ政策の方向
ゼレンスキーは、2月28日、アメリカのトランプと会談する。
それでトランプの求める鉱物協定に調印する様子だ。
トランプはウクライナに何を求めているかと言えば、ウクライナの鉱物資源の開発をアメリカの資本とアメリカ人労働者で行う予定の様子だ。
なんてことない話だ。トランプがウクライナ戦争の早期停戦とか終結を言っているところで具体的にやっているものと言えば、ロシアとの協定とウクライナの鉱物資源の開発権をアメリカが握ることらしい。
●ゼレンスキー氏、28日に訪米しトランプ氏と会談 鉱物資源協定署名へ
ゼレンスキーの訪問前には、イギリスのスターマー首相との会談があった。そこでは、停戦後のイギリスとフランスの平和筋軍をウクライナに派遣することにアメリカも加わってほしいような内容らしいが、トランプの答えは、NOだった様子だ。
続いてゼレンスキーとの会談でゼレンスキーが鉱物協定に調印する予定。
●トランプ氏、ロシアとウクライナの和平交渉は「かなり進展」
スターマーイギリス首相との会談のニュースだが、そこでトランプは以下の文言を言ったそうだ。
①「トランプ米大統領は27日、ロシアとウクライナの和平交渉について、「かなり進展している」」
②「和平協定の合意後にロシアが再びウクライナに侵攻するとは思わない」
肝心のロシアとの和平協定?停戦協定?の中身だが、不明だ。
少なくともトランプは、ウクライナのNATO加盟を「忘れろ」と言っているようだし、占領地についてもロシアの撤退を求めている様子がない。
それらのことからいえるウクライナ戦争の停戦は、ゼレンスキーがロシアとアメリカとの和平協定?を呑むか呑まないかの決断をゼレンスキーに迫るものと考えられる。
トランプにとっては、ゼレンスキーがトランプの求める和平を受け入れないならそのままの状態でも差し支えない可能性がある。
その場合、戦争は継続するだけのことだ。
トランブは、ゼレンスキーが不利な条件を呑まずに戦争が継続することになっても構わないと考えていれば、トランプは、ロシアとの貿易関係などを進展させればいいだけのことだ。
すでにOPECプラス絡みでロシアとの貿易関係の改善がマスコミにも知られている様子だ。
●OPECプラス、トランプ政権の制裁措置で4月の生産方針決定が複雑に
バイデンの後の「トランプ氏がロシアとウクライナの和平合意を成立させてロシアの原油流入が促進されるとの見方から、一時は1バレル=73ドルまで下落した。」
それは、ウクライナ和平の合意が成り立つ場合のことだ。
つまり、ゼレンスキーがトランプの和平案に同意しないなら、もしかするとアメリカの軍事支援や資金支援は、激減することになる可能性がある。
そうなるとウクライナ軍は、ただでさえ弾薬不足が言われている状態がさらに悪化することになる。
トランプにとっては、ゼレンスキーは、和平案を呑まざるを得ない状態になることをすでに予定していることになる。
ゼレンスキーが大統領から身を引くには、ウクライナのNATO加盟で辞任してもいいと言っているところからして、アメリカの平和維持軍の派兵が最低条件だとすると、ゼレンスキーが和平案を蹴った場合、戦争継続が苦戦になる。
結果的には和平案を呑んで不利なものでも受け入れて、今年中に停戦となれば、とにかく、停戦になる可能性が大きい。
ちなみにEUなどのヨーロッパのウクライナに対する軍事支援だけでは、ウクライナの戦争資源が枯渇するのは目に見えている。
イギリスのスターマーがトランプに何度要求しても無駄だろう。
□ウクライナ戦争の停戦内容
① とにかく停戦
② 双方占領地から撤退しない
③ 平和維持軍はない
④ ウクライナをめぐる経済的な関係の外交の始まり(パイプラインなど)
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