ウクライナがトランプの鉱物協定に合意
トランプは、ウクライナに今までのウクライナの支援金や武器提供の見返りにウクライナの鉱物資源の所有などを求めていた。
ゼレンスキーは、国を売ることはできないと突っぱねたが、合意したという報道が出た。
●ウクライナ当局者、アメリカとの鉱物取引合意を認める
「ウクライナがアメリカとの主要な鉱物取引の条件に合意したと、ウクライナ政府の高官が25日、BBCに語った。」
それで合意の内容は―――
「アメリカは当初要求していた、天然資源の利用から得られるとされる5000億ドル(約74兆6600億円)の収益に対する権利を撤回」
「ウクライナに対する確固たる安全保障の保証は与えていない」
どうやら、トランプの求めた見返りの金額がトランブの嘘つきだったのがばれたようだ。
「ゼレンスキー大統領は、アメリカからの援助は5000億ドルもない」
それで今後のことは、ウクライナに対する武器支援などは、
「アメリカは装備や弾薬をウクライナに供給し続けるのかという質問には、「ロシアとの合意が成立するまでかもしれない。(中略)合意が必要だ。でなければ、この状況は続くだろう」と答えた。」
つまり、トランプが見返りを求めることに変わりないが、ウクライナに対する武器などの支援は継続するということだ。
先の話では、停戦した以降で
「いかなる和平合意の後でもウクライナには「何らかの形の平和維持活動」が必要だと述べたが、それは「全員に受け入れられるものでなければならない」と付け加えた。」
つまり、まだまだロシアとの合意を得ていないことだ。
鉱物協定の合意そのものについてもまだ詰めの協議が必要だとか。
「合意内容の多くの詳細は、さらなる交渉が必要」
記事では、トランプの見返り要求は前例を作ったと説明している。
「これで、トランプ政権によるアメリカの援助には条件が付くという前例ができた。人道的または戦略的理由で提供される援助は過去のものとなった。」
もちろん、アメリカは、ロシアとの戦争に参戦するつもりはないことも確かだ。
他方、イギリスやフランスが平和維持のための軍を派遣することに乗り気なのをリップサービスしているが、参戦ではないからもっと先の話でしかなく、ロシアよりもトランプに対するけん制ではないのか?
バックにある問題は、トランプがEUやイギリス・フランスにどんな関税をかけるか、だろう。
ドイツでは、ショルツ政権は崩壊し、政権交代になる。ドイツがどのような動きをするかだ。
過去にはドイツの戦車やアメリカの戦闘機の援助があったが、今ではその効果は、劣勢のウクライナに現れている。
そんな状態でゼレンスキーは、負けることもなく勝つこともない戦争を続けるだけの大統領に過ぎなくなっている。
ゼレンスキーに対してロシアのプーチンは、大船に乗ってウクライナと戦争を続けながらトランプの登場で西側経済圏とのつながりの復活を模索できる状態になった。
ロシアが西側経済に復帰するのは、トランプにとっても世界貿易での利益を考えれば、ビジネスチャンスを大きくするものだからロシアの西側経済との障壁撤廃は、当然視野に入れているし、
プーチンがトランプとの交渉でノルドストリームの復活とか、ウクライナ経由のパイプラインの復活を条件に入れる可能性も高くなっているはずだ。
ゼレンスキーは、バイデンのときのようにできるだけロシアが西側経済圏とかかわれないようにする政策を自国利益にできたが、トランプになったらそれはできないことだ。
停戦合意のついでにウクライナの大統領選挙のための停戦と題して停戦合意も可能なのではないのか?
一応、プーチンは、そのための短期間の停戦に(1か月間くらい)乗ってくるんじゃないのか?
とはいえ、トランプという奴、アメリカの利益になるように外交政策をやっている。関税はその一つだし、移民対策もその一環だろう。
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2019年10月10日。
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