バイデン/トランプVSウクライナ/ロシア=ミサイル+ドイツ
ドイツは、来年総選挙の可能性が出ている。ちょうどトランプが大統領選に勝った時にドイツでは、ショルツが財務大臣を解任した。
その後、バイデン政権がウクライナにロシア国内のミサイル攻撃を許可したとの情報が出始めた。
対するトランプ陣営からの情報はーーー
●バイデン氏による米製ミサイル使用許可、トランプ次期大統領の側近らが強く非難
トランプからは直接的な言明は出ていないのが特徴。
ドイツのショルツ
こんな時にドイツのショルツ(首相)がロシアのプーチンと会談。ゼレンスキーは、苦言を言明した。
●北朝鮮兵のウクライナ派兵は「深刻な状況激化」、独首相がプーチン氏に伝える 約2年ぶり電話会談
ゼレンスキーの言明ーーー
「ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はこの会談は「パンドラの箱」に等しく、プーチン氏の孤立を弱めるものだと主張した。」
現在のウクライナの危機感は、来年1月20日に政権が発足するトランプ政権が、ウクライナ支援をどうするのかに注目している。
すぐにでも戦争を終わらせると豪語するトランプ、さてどんな風にするか。
トランプ政権
ただ、トランプ政権は、アメリカの負担を軽減する目的があるらしいことをトランプの側近がリップサービスしている。
●トランプ陣営は不満
「次期副大統領のJ・D・ヴァンス上院議員は、・・・・・・・ウクライナがロシアへの攻撃で使うミサイルシステムなどの兵器について、アメリカには提供し続ける製造能力がないと次期副大統領は主張」
「第1次トランプ政権で欧州安全保障協力機構(OSCE)大使を務めたジェイムズ・ギルモア・・・・・・欧州の同盟諸国が従来より大きい役割を担う必要があるとも述べた」
つまり、ヨーロッパ支援国がウクライナ支援を強化すればいいという考えだ。そうなると当然、ウクライナが受け取る兵器の支援は、減少する。
そういうことになると困り果てるのがウクライナだ。すでにウクライナは、消耗戦のため、万単位の動員を決めている。
●ウクライナ、16万人の追加動員の方針を発表 東部ではロシア軍が前進
しかも北朝鮮が万単位の派兵をやっている。
そんなときにドイツのショルツがプーチンに申し出て電話会談したのである。
しかもショルツは、プーチンとの電話会談の前にゼレンスキーと会談していたのだ。
https://www.bbc.com/japanese/articles/czr70ggrp04o
「この会談はドイツから提案されたものだったとロシアメディアは報じている。」
「ショルツ氏がプーチン氏との電話会談に先立ち、ゼレンスキー氏とも会談したと明らかにした。プーチン氏との会談後には、その詳細を伝えるために再びゼレンスキー氏と話をする予定だった。」
なぜこんな時にショルツはプーチンと電話会談したのか?
来年の総選挙前にロシアからのガスや石油の購入を考えているためではないか。なぜなら、ドイツでもイギリスのようにロシアのガスや石油を締め出して物価高騰しているからだ。
物価高騰がショルツ政権を窮地に追いやっている。そこでプーチンに西側の文句をプーチンに告げるためにプーチンと電話会談したと言えるかな?
ウクライナが支援を受けたとしても、ショルツがウクライナをロシアに勝てないと読めば、ウクライナ支援で物価高騰している現実を受け止めるしかない。
現在、ロシアから西側へのガスや石油のパイプラインは、ポーランド経由、ウクライナ経由がほとんどだ。
従来のようにロシアからガスなどを購入すれば、トランプのアメリカの貿易政策上、紛争ネタになりえる。
背に腹は代えられないから、ドイツは、物価高騰をこの先何年も続けるわけにはいかない。つまり、ウクライナがロシアに勝てないことが明らかだから、物価高騰の苦境を何とかしなければならないところにロシアがある。
そのためショルツは、プーチンと電話会談を申し入れたのである。
トランプがウクライナ-ロシア戦争にどのように対応するかは不透明だが、トランプが何もしないわけではないし、ましてや、ウクライナにロシア領土へのミサイル攻撃をそのままにしておくこともない。
アメリカにとってもウクライナ支援は、国内物価高騰の要因になっていることに変わりない。だから、当然ウクライナ支援は、アメリカ国内経済のためにならないとわかっているからトランプは確実に抜本策を打ち出すはずだ。
ちなみに、バイデン政権のときのウクライナでのドイツ・アメリカ・ウクライナの3国協議は、ロシアのウクライナ侵攻を決定づけた。
●『米独とウクライナのエネルギー相、パイプライン巡り協議』
2021年8月24日9:45 午前
その協議でロシアのプーチンは、いずれロシアのヨーロッパに対するガス・石油販売が削減されることを予期して、ウクライナの周辺に大軍を配備して大演習を始めたのである。そして、ロシアはウクライナに侵攻した。
そのプーチン、最初の頃なんて言ったか?ーーーウクライナのロシア語話者のため、と言ったのだ。その後ドンバスの解放と言った。
それが今、ウクライナをNATOに加盟させないため、と言っているのだ。
戦争を知っているなら、戦争は、経済的な問題が引き金になっていることを知っている。プーチンがなぜウクライナに侵攻したか。バイデン政権の後ろ盾でウクライナからノルドストリームの閉鎖を突きつけられた腹いせのようなものだ。
ノルドストリームのパイプラインは、噂ではウクライナの仕業ということで、物理的に破壊された。
プーチンもノルドストリームを使ったガスと石油のパイプラインを閉鎖に追い込まれた腹いせだとは言えないから、最初はロシア語話者のためだと戦争を正当化したのだ。ただ、表向きは、ウクライナ国内に作ったロシアの傀儡政権との集団的自衛権に基づくものなのだが。
薄汚い政治屋たちの連中のやることで世界中の国民の物価高騰になっているのだ。
ロシアはその機会を利用して産油国特権の減産を主導したのだ。
ロシアは産油国を代理できるほどの立場にある。アメリカよりも強い。なぜなら、ヨーロッパ市場は、ロシアのガスと石油で社会的だったからだ。
それをバイデン政権は、ロシアのガスと石油を締め出したのだ。
西側諸国は、ウクライナ派兵を躊躇するのも当然だ。アメリカの巨額資金と兵器の支援に乗っかってウクライナ支援をすればいいのだ。
しかし、トランプ政権では・・・・・暗雲立ち込めているわけである。
注意点は、ウクライナにとって
ロシアに負けることは無い戦争
ロシアに勝てることはない戦争
ということだ。
ゼレンスキーの奴、プーチンの策に引っかかったともいえる。このまま続ければ、ウクライナは疲弊するだけ疲弊する。なぜなら、ロシアに負けることは無い戦争でもロシアに勝てることはない戦争だからだ。
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2019年10月10日。
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