パレスチナの北京宣言にイスラエルが激怒
7月24日、イスラエルのネタニヤフがアメリカ議会で演説。そのさなかに中国からパレスチナの政府として北京宣言が出た。
それにイスラエルが反発。
●イスラエル、中国仲介のパレスチナ「和解政府」計画を非難
2024年7月24日 15:58
●イスラエル、中国仲介のパレスチナ「和解政府」計画を非難
2024年07月24日19時16分
中国がまとめあげたパレスチナ政府は以下の通り。
「北京宣言では、「パレスチナ諸派の合意による暫定的な民族統一政府」が、ガザ地区およびヨルダン川西岸(West Bank)、イスラエルが併合した東エルサレムを含む「すべてのパレスチナ領に権限を行使する」計画の概要がまとめられている。」
それでイスラエルがガザから撤退、終戦後のガザの統治を示している。
パレスチナの諸派ーーー
・パレスチナ自治政府を率いるファタハ
・イスラム組織ハマス
イスラエルの反応ーーーカッツ外相
「ハマスによる統治は粉砕されるだろう」
カッツの発言の注目点は、ファハタ、現存するパレスチナ自治政府がハマスを仲間にしたこと。
「主流派ファタハ(Fatah)を率いるパレスチナ自治政府(PA)のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長がハマスを受け入れたと非難した」
◆イスラエルはガザの戦後の統治をどのように考えているか具体的には何も言っていない
しかし、イスラエルは、ハマスが統治にかかわることを排除することを断言している。もう一つは、イスラエルもガザを統治しないと宣言(ガラント国防大臣)している。
ハマスもイスラエルもガザを統治しないでどうやって統治するのか?
その答えは、イスラエルがイスラエルの安全保障と称してガザの住民から統治組織を作ってそれに統治をやらせることしかない。
エジプトに統治をまかせることもないだろう。
つまり、ガザの戦後の統治は、イスラエルが選んだ傀儡政府に統治させることだろう。
イスラエルがハマスをガザの統治から排除するのは、今の戦争がそれを目的にしているからである。去年10月のハマスの襲撃事件の原因となるハマスを早い話、壊滅させるために、ガザから排除するために戦争している。
去年10月の襲撃事件への報復ではない。
イスラエルのネタニヤフは、襲撃事件が起こらないようなガザの統治を考えるから、今のパレスチナ自治政府でもないし、イスラエルでもない統治組織は、イスラエルが作った傀儡政府しかない。
ラファ侵攻に抗議してイスラエルとの和平条約の停止まで宣言したエジプトでもない。
イスラエルの領土にはできないから、イスラエルの傀儡政府を作るのがセオリーだろう。
ガザの戦争が終わってもガザの住民の境遇は、まったくよくないものだろうが、イスラエル軍は、戦後もガザに駐留を続けるのは間違いないだろう。
イスラエル軍の駐留拠点は、ガザを南北に分断する道路を建設した一帯とガザ北部とラファの検問所だろう。
実質、イスラエル軍がガザを占領した形に近いものとなる。
後は、ガザ沖のガス田からパイプラインをイスラエル軍が建設した道路に作り、パイプラインをアカバ湾まで伸ばし、ガス輸出を管理し、利益を横取りするのだろう。
駐留予定だろう場所
■アメリカ軍が作って撤去後の桟橋からゲート96までの区間一帯
■ラファ検問所一帯
■ガザ北部のガザ市など一帯
いずれにせよ、イスラエルのやっている戦争は、金目的。
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2019年10月10日。
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