■ウクライナの反転攻勢がうまくいかない理由■
反転攻勢宣言は、ゼレンスキーが2023年6月11日に宣言した。
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-trudeau-zelenskiy-counter-idJPKBN2XW0F7
反転攻勢についてイギリスの専門家は、電撃的な作戦の必要性を勝利の条件だと言明した。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/04/post-101485.php
で、実情のほうは?
ウクライナ、ロシア双方、小規模な成果についてマスコミにリップサービスしているだけで『進展度のない戦争』。
そんな風になると、西側からちらほらと、戦果を上げないウクライナに対するいらだちと言うか、『見えない反転攻勢』にその原因をマスコミに流している。
その西側のマスコミをロシアの日本語大本営スプートニクが取り上げた。
『NATOの訓練も兵器も役に立たない 不満を募らせるウクライナ兵士ら』
2023年8月8日, 13:11
https://sputniknews.jp/20230808/nato-16741370.html
スプートニクが取り上げている西側のマスコミとは、アメリカのニューヨークタイムズである。
『‘It’s Not a Sprint,’ Ukraine’s Marines Insist. ‘It’s a Marathon.’』
Aug. 7, 2023
https://www.nytimes.com/2023/08/07/world/europe/ukraine-marines-counteroffensive.html
スプートニクの主張は、
「有効性が十分に調べられていない戦術を攻撃に用いている。」
「米国製の対地雷/伏撃防護装甲車のマックスプロで、これは反乱の鎮圧を目的に開発されたものだが、強力なロシア軍には全く歯が立たない。」
「西側の兵器の中にはウクライナ兵士の身の危険になるものまである。」
等だが、ニューヨークタイムズも似たようなことを書いている様子だ。
ニューヨークタイムズ
「一部の西側車両は任務に不適切であると不満を漏らす者もいた。特に彼らは、ロシア軍の火力に対抗するのではなく、対暴動と戦うために設計された装甲車両であるアメリカの MaxxPro を指摘した。」
興味深く感じたものは以下ーーー
「しかしウクライナ当局者らは、経験豊富な軍隊が前線に沿って非常に薄く配置されており、撤退させる余裕がなかったため、新兵を訓練する以外に選択肢はほとんどなかったと述べた。」
ウクライナ軍は、戦線にくぎ付けになっていたようだ。
他方、ニューズウィークーーーーー
『米軍がウクライナ兵に教えた戦術は間違っていた、これからは従来の戦法で』
2023年8月7日(月)18時02分
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/08/post-102378.php
キーワードは、制空権の有る無しである。
西側がウクライナ軍に教えた戦法は、
「ウクライナ軍が制空権を獲得していないため、うまく機能していないとアナリストらは見ている。」
「結局、ウクライナ軍は、ロシアの防衛線を突破するために、従来の戦法を再び採用しはじめているようだ。」
ウクライナ軍が戦法を変えたのは、「ロシアの防衛線を突破するため」であり、ロシア軍に反転攻勢するためである。
つまり、反転攻勢とは、ウクライナ軍がウクライナ国内のロシア軍を敗退させることである。
しかし、ウクライナ軍は、制空権がない。
記事の元になっているのは、8月3日付のニューヨークタイムズである。
そこでアメリカ式戦法を従来の戦法に切り替えたのは、
「その主な理由はひとつ。NATO諸国は諸兵科連合、つまり軍隊内の異なる兵科(兵種)が一体となって機能することを重視する。ウクライナ軍がNATOの戦術を使って成果を上げるためには制空権の確保が必要だが、今のウクライナ軍にはそれができない。」
制空権のためにゼレンスキーなどは、西側にF-15を盛んに求めているが、実現していない。
ウクライナ軍の制空権確保のためにどれくらいのF-15が必要なのか知らないが、とにかく、たくさん必要だろう。
しかも、ロシアと国境を接しており、ロシア軍をウクライナ領土から敗退させたとしても、ロシアが戦争をあきらめるとは限らない。
つまり、ロシアが戦争をあきらめるためのロシアの領土を含めて広範囲な制空権の確保のためのF-15がたくさん必要になる。
ロシアの航空兵力と互角では、ダメだ。ロシアの航空力を上回るF-15が必要になる。
その点で、アメリカなどは、ロシアを押して戦争をあきらめさせるのに必要なF-15がかなりの機数なのを知っており、渋るのは無理もない。
「西側のアプローチが効果的に機能するためには、あらゆる戦闘能力が必要であり、その重要な要素が航空戦力だ」ーーー(元英陸軍大佐ヘイミッシュ・ド・ブレトン・ゴードン)
これで反転攻勢がうまくいかない理由がわかった。
つまり、ロシアの多重防御ラインを越せるだけの陸上戦力があったとしても、制空権のないウクライナ軍では、制空権のあるロシア軍に空からの攻撃に陸上からの対空戦力しか使えないということになる。
対空戦力を戦線に送り込めば、それが制空権のあるロシア軍には、容易な標的になりうるから、反転攻勢は、最初の24時間以内に電撃的に進軍する必要があるが・・・・そんなもの机上論に過ぎない。
机上論について
「数カ月の訓練を受ければ、アメリカ軍と同じ戦法で戦うことができるようになり、準備万端で迎え撃つロシアへの攻撃につながるという思い込みにあった」ーーー(カーネギー国際平和財団上級研究員マイケル・コフマン)
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反転攻勢・・・・・実情は困難である。
こんな時に、マスコミが取り上げるような攻撃をウクライナがよくやっている。
モスクワのドローン攻撃、黒海のロシアのタンカー攻撃など。
ウクライナを占領するロシアの防御ラインの一つも突破できていないウクライナの現状では、それらの攻撃は、『成果主義』的なゼレンスキー・ウクライナ軍の実情を反映したものだろう。
そうそう、カホフカダム爆破がロシアの仕業と言うのは、当然だろう。川を渡ると上陸地点がのっぺらなほど狙い撃ちされるからウクライナ軍の付け入るポイントは、ロシア軍が防御ラインを築いた部分になるか、別の場所と言うことになる。
制空権はロシアが握っている。
最後は物量がものをいう。
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