◆併合地域をロシアはどのように考えているか
10月23日追加
プーチン政権が「特別軍事作戦」とか「ドンバスの解放」などのキャッチフレーズを変更中。
『プーチン政権「戦争」認める NATOに責任と主張』
2022年10月23日06時28分
2022年10月22日。
キャッチフレーズの変更を言い始めたのは、プーチンではなくロシア政府の高官。
ウクライナ担当のキリエンコ大統領府第1副長官
「「特別軍事作戦」と呼んできたウクライナ侵攻について、「戦争」という言葉を連呼した」
記事では、その動きを「事実上の「戦時体制」に入ったことが背景にありそうだ」と書いてあるが、そうではないとみている。
すなわち、私の推論「オデッサ侵攻」か「キエフ侵攻」の再開だろうと考えている。背景にあるのは、併合地の安泰のための戦争だ。
なお、記事中のNATOに責任を言っているプーチン政権の言い分は、たわごとに過ぎない。肝心な点は、戦線の拡大である。
目標は、オデッサであり、ゼレンスキー政権の打倒だろう。
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10月20日追加
プーチンがウクライナの占領地に「戒厳令」を布告!いよいよやり始めるつもりだ。
『ウクライナ占領地に戒厳令 南部で強制移住、奪還阻止狙い―ロシア大統領』
2022年10月19日23時54分
10月19日、「オンライン形式で開催した最高意思決定機関、安全保障会議で演説」
「「併合」したウクライナ東・南部4州に戒厳令を敷く大統領令に署名し、上院が承認した。20日午前0時(日本時間同6時)に発効する。」
「侵攻を「特別軍事作戦」と呼ぶことに変更はないが、戦争の一歩手前に位置付け」
プーチン・・・「編入に向けた住民投票を否定するのみならず、交渉を拒み、砲撃を続け、テロの手法に頼っている」
部分動員で占領地の確保だけやるだろうか?オデッサに狙いを示すのはもう少し先の話かもしれない。
プーチンの部分動員の宣言は、9月21日。これまたきっかり1か月後に戒厳令とは計画通りかな。ちなみに、10月5日に併合宣言。
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ロシアが併合宣言したのは、ロシアの議会が承認し、ついでプーチンが承認した日だ。
その日は、2022年10月5日である。
しかし、ロシアの併合地域の具体的な国境線は、あいまいな部分がある。なぜなら、まだ未占領部分があるからだ。
併合地域は、ウクライナの州境によって決まっているが、ロシアの併合地は、ウクライナの定めた州境を併合したと考えているのがわかるものが以下の記事だ。
ロシアの日本語版大本営のスプートニクが地図で示している。
『ウクライナにおけるインフラ施設への攻撃 2日目』
2022年10月11日, 23:09
注目点は、未占領地を「ウクライナ軍の管理下にある地域」(横線部分)と表現しているもの、併合地をロシア領土に含めていることだ。
併合したロシアの領土が、「ウクライナ軍の管理下にある地域」を含んでいる。その意味するところは、ロシアの定める国境は、ウクライナの定めた州境界であり、併合は、その州の境界を含めて併合したと宣言した意味になる。
◆今後考えられる併合宣言以降のプーチンの軍事作戦の性格・目的◆
これは次の記事でプーチンが言明した内容から推察可能だろう。
『ウクライナへの大規模攻撃「今は必要ない」 プーチン氏』
2022年10月15日 1:46
プーチン・・・
「ウクライナに対する大規模な攻撃は「今のところ」計画していない」
「ロシアの目的は親欧米路線をとるウクライナを「破壊」することではない」
2月に侵攻を開始したことについては、
「後で同じことが、われわれにとって一層不利な条件で起こっていただろう。だからわれわれは、正しく時宜を得て行動しているのだ」
総動員についてプーチンは、
「対象を拡大する予定はないと説明。目標人数である30万人のうち22万2000人が徴兵されており、動員は約2週間以内に完了する」
プーチンの言明から推察できることーーー
動員があと2週間で完了することは、11月に期限切れとなるウクライナとロシアのオデッサ港からの穀物輸出に関する協定が延長されずに消え去るころに一致している。
●そこから言えるのは、オデッサ州への侵攻開始である。
大規模な攻撃について、今のところ予定していないことは、大規模な攻撃が11月以降にありうることを意味する。
◆プーチンの今後の軍事作戦対象◆
考えられることは以下の項目を達成することにあると推測している。
1 併合地の未占領地域の占領とウクライナ軍の駆逐
2 オデッサ州の占領と占領後のオデッサ州の独立国によるウクライナの分裂
◆軍事作戦とロシア経済戦略の構築◆
プーチンはそれらの軍事目標のためにまずロシア経済の地固めを先に完了する必要がある。
ロシア経済の地固めのためにーーー
1 中国やインドとの太いパイプの確保
2 旧ソ連圏内の諸国との経済関係
3 EU内でロシアのガスや石油を必要とする国に対する輸出の確保
3については、今のところ確保する国は、ハンガリーだけのようである。
ハンガリーは、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟を議会「批准」する点でまだしていない。
しかもロシアからのガスや石油を確保しなければならないから、ガスの輸送ルートを北ヨーロッパのパイプラインからトルコのパイプラインに切り替えようとしている。
それは以下の記事で明らかである。
『トルコを欧州向け天然ガス輸出ハブに、プーチン氏が提案 トルコ「初耳」』
2022年10月12日11:39 午後
記事内容からすれば、トルコは、突飛な提案のように受け取っている感じに思えるが、ハンガリーへのロシアのガスは、トルコパイプラインで受け取れるように事を進めている。
以下の記事はロシアのマスコミのものだが、本決まりのような感じにも取れる。
『Hungary strikes deal with Gazprom to defer payment for gas ? foreign minister』(ハンガリーはガスの支払いを延期するためにガスプロムと取引をストライキ?外相)
13 Oct, 07:14
https://tass.com/economy/1521943
「Peter Szijjarto also noted that supplies of Russian gas to Hungary will be redirected from the Western route to Southern route through the TurkStream gas pipeline」(Peter Szijjarto はまた、ハンガリーへのロシアのガス供給は、TurkStream ガス パイプラインを介して、西ルートから南ルートにリダイレクトされると述べた。)
「"Today we have agreed that Russian gas that was initially went to Hungary through northern routes, will be redirected to the southern route, so in the near future Hungary will receive gas daily and we can be sure that there will be no restrictions for the use of natural gas in Hungary," he said.」(「財務状況を改善するために、ガスプロム・エクスポートの事務局長は明日、(「本日、当初は北ルートを通じてハンガリーに送られたロシアのガスが南ルートにリダイレクトされることに合意したため、近い将来、ハンガリーは毎日ガスを受け取り、使用に制限がないことを確信できます。 ハンガリーでの天然ガスの使用」と彼は言った。)
プーチンがトルコのエルドアンと会談した時もその話が出たが、特段決まっていないわけでもなくしないとも言っていない様子だ。
プーチンとエルドアン会談10月13日、カザフスタン・アスタナで。
『トルコ大統領、プーチン氏と会談 ロシアとの協力関係を確認』
2022年10月13日 22:41
プーチン・・・「今日、欧州向けを含めて、最も信頼できる輸送ルートはトルコ経由だということが分かった。諸外国に供給するため、トルコにガスハブを開設する可能性を検討することも可能だ」
エルドアンは代替ルートについて、不問。
ロシア経済の地固めのための処置は、だいたい完了していると思われる。この前のウクライナへの大規模ミサイル攻撃でも、併合宣言でも、インドは、ロシアとの貿易を削減などしていない。
ただ、【2 旧ソ連圏内の諸国との経済関係】については、流動的なものがある。
その一つがアゼルバイジャンからヨーロッパへのガス・石油パイプラインの近くでナゴルノ・カラバフ紛争が再発していることだ。
ロシアは、トルコの顔色をうかがいながら、軍事介入の可能性もありうるはずだ。その紛争地域には、チェチェン共和国も存在する。
プーチンが今後のロシア経済を考えた時、元グルジアのジョージアの内紛、アルメニアとアゼルバイジャンの内紛は、障害となりうる限り、軍事介入の可能性を排除できないだろう。
プーチンの奴は、ノルドストリーム2を2021年8月に実質稼働停止にされたことでウクライナの侵攻を決断した。
ロシアのガス貿易がウクライナによって阻害されたために、そのツケをウクライナに侵攻して領土を併合することで払わせたのだ。
と言うわけでプーチンがなぜ侵攻したかは、銭勘定を邪魔された腹いせでもあり、落とし前でもあり、ツケ払いさせたことでもあるのだ。
◆いまだに根強いプーチンのNATO理由の侵攻説の本質◆
ふたを開けてみれば、ウクライナがNATOに加盟しそうだからウクライナに侵攻したなどと小学生並みの原因を言うマスコミが大半(これにはロシアのマスコミも加わっている)なのは、ウクライナを利用したアメリカの貿易戦略に口出ししないようにするための「西側大本営発表」だからだ。
アメリカは、ドイツと結託してウクライナの立場を利用してノルドストリーム2を実質稼働停止にしたーーーノルドストリーム2が完成する1か月くらい前に。
それからプーチンは、ベラルーシなどに、ウクライナ周辺に大軍を配置し、年越しの2月に侵攻開始した。
それを西側マスコミは、ウクライナのNATO加盟の機運を受けての侵攻だと言いふらし始めた。
そんなマスコミは、以前にもやっていたーーーイラクに対する第二次の侵攻がそれだ。
大量破壊兵器!
そんなものはありませんでした!
単なるキャッチフレーズだったのだ。プーチンの「非軍事化・非ナチ化・ロシア語話者の保護・ドンバスの解放」と同じなのだ。
イラクのときもブッシュの息子がイラクがアメリカに原油輸出をしないと言い始めてからイラクに侵攻計画を立てたのだ。
そのブッシュ「フセイン、お前には失望した」と言ったのだ。
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2019年10月10日。
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