◆ウクライナ戦線3月18日
まだまだ継続しているロシア軍のウクライナ侵略。
巨大な軍隊と思われていたロシア軍は、力の劣るとみられていたウクライナ軍を僅かばかりしか進軍できない現状だが、その停滞するロシア軍について東洋経済から記事が出ている。
『ウクライナ侵攻で露呈「ロシア軍」驚くべき脆弱さ 携行するのは20年前に期限が切れた食品』
2022/03/12 8:30
元の記事はニューヨークタイムズのようだ。((執筆:Helene Cooper記者、Eric Schmitt記者、Julian E. Barnes記者)(C)2022 The New York Times Company )
まず最初の出だしが今のロシア軍と今後のロシア軍を関係付けている。
「戦争では「物量が物を言う」。これが軍幹部らの常識だ。」
しかし、現状のロシア軍のありさまは、およそ脆弱と言える言葉がよく似合う。
「アメリカをはじめとする西側の当局者によると、一部の部隊はウクライナ国境を越えるときに2002年に期限切れとなったMRE(携行食)をあてがわれていた。」
そのほか、昔の情報だが、エリツィン時代のロシア軍の近代化について
「その予算の多くは盗まれてキプロスの豪華ヨットなどに使われた。しかし軍事顧問らはこうしたことを大統領に報告できず、ウソをついてきた。偽りの軍隊だ」
それと、ロシア軍自体の指揮命令系統については、
「ワレリー・ゲラシモフ参謀総長を頂点とするロシア軍の指揮系統はあまりに中央集権的だ。取材した当局者によると、中尉はささいなことでも許可を求めなければならないという」
つまり、一番上の司令官がアンポンタンなら下される命令など実際の戦闘向きではない可能性がある。
その指揮命令系統がウクライナ侵略でロシア軍の将官クラスが4人も殺されたことと関係しているように思える。将官クラスが現地を見て状況を判断し、それから攻め込み方を指令する感じだろうか。
兵隊の頭数ばかり多くても、現場の部隊の軍事行動というのは、一番上の将官クラスが状況を見て判断してから進められるようでは、戦争のプロとしての現場指揮官すら存在しないような物だろう。
アメリカ側のロシア軍の分析
「ロシアの戦力の多くは投入されないままとなっている」
「部隊の配置にはまったく合理性がなく、実戦の備えは皆無に近く、士気も驚くほど低い。この戦争に送られると聞かされていなかったのは明らかだ」
ロシアの侵略開始早々、ロシア軍に近寄った地域住民のおばさんから文句を言われたロシア兵を見たことあるが、なんというか、立っているだけで戦争している様子が全くなかった。何やってんだ?と思えたが、あれじゃ、脅しをかけるために侵攻しただけだ。
例えば、
「複数の当局者によると、ロシアの戦車部隊は、砲撃を行いつつ戦車を守るには配備された兵士の数があまりに少ない。」
戦争の仕方、よく知らないと思えるだろう。
しかし、ウクライナの至る所で住民巻き添えの攻撃が続いている。
「精密攻撃でウクライナ軍の部隊を降伏に追い込む作戦が難航している以上、ロシア軍はすでに民間人に多数の死者を出している無差別攻撃を一段と拡大してくる可能性が高い。」
その見方は、プーチンがゼレンスキー政権の降伏を目標にしていることを示す。
その見方がどうであれ、ロシア軍はわずかばかりの前進を続けていることに変わりない。
そして、記事でも次のように締めくくっている。
「ロシア軍は苦戦しているとはいえ、軍当局者はやはり最後には物量が物を言うと考えている。」
◆プーチンの要求
ウクライナとロシアの交渉がオンラインで続いているが、さほど進展がないのは当然だ。なぜなら、プーチンのウクライナに対する要求は、ウクライナが承諾できるような内容ではないからだ。
プーチンの要求については、BBCにトルコとプーチンのお話の後に出たプーチンの要求内容がそれらしいといえる。
『プーチン氏、トルコ大統領と電話会談 ウクライナとの和平交渉の「具体的要求」伝える』
トルコと言えば、ちょっと前にクーデターのような事件があったところだ。強権エルドアンは、持ちこたえて政権を維持した。
そのトルコは、NATO加盟国でもある。
「ロシア側の要求は、大きく2つのカテゴリーに分類される。」
「最初の4つの要求は・・・北大西洋条約機構(NATO)への加盟は申請しないこと・・・軍縮・・・ウクライナ国内でのロシア語の保護・・・そしていわゆる「非ナチス化」と呼ばれる要求」
もう一つのカテゴリー
「分離派が実効支配するウクライナ東部ドンバス・・・併合したクリミア半島」
それらの要求をゼレンスキー政権が承諾するのは、ありえないはずだ。
したがって、キエフを陥落できれば、プーチンはウクライナに傀儡政権を作って内戦に持ち込むことも可能だし、ウクライナに傀儡政権を作れるなら、占領統治を傀儡政権に肩代わりできる可能性がある。
ウクライナの傀儡政権は、それをなすだけの軍隊の頭数や政治屋がいれば済むことだ。多くのウクライナ国民が反感を持っていても、傀儡政権が成立するなら、早いうちに内戦状態を終わらせるしか安定要件がない。
傀儡政権が成立するなら、ゼレンスキー政権が倒れることではないから内戦突入にしかならない。
というわけで、ゼレンスキーがプーチンと直接交渉する段階にまで進むなら、プーチンの要求をほとんど承認するしかないだろう。
それ以降、実質の戦闘状態は終了可能だろう。
もし、キエフが陥落するようなことが何か月もこの先ないと考えれば、ますますウクライナ住民の命は、多くが死ぬことになるだろう。
もし、NATOが、あるいはNATOの加盟国のどれかがウクライナに派兵してロシアと直接交戦となれば、数年かけてでも、戦争状態が継続する可能性がある。ーーー核戦争はないだろうと考えて。
ゼレンスキーに武器をまるまる供与できたとしても、ウクライナ軍がロシア軍を領土から押しのけられないなら、戦争状態が数年間続く可能性があると考えるべきだろう。
西側が経済制裁とか言うなら、結果的に、NATO加盟を早期に承認し、EU加盟もすぐに承認すべきだっただろう。そうしたことをしないでロシアの侵略に経済制裁ばかりやっても、ロシア軍の侵略戦争は終わらない。
プーチンは、戦争を早く止める意思はなさそうだ。
戦争とは、きれいごとではない。醜くて残酷なものなのは、いつの時代でも同じだろう。
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