■ボンボン安倍の集団的自衛権の核心部分か?
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014061601002157.html
この記事によると、集団的自衛権の行使=武力による解決は、
「日本への攻撃がなくても他国に対する武力攻撃発生時に自衛権を発動できることが柱」
これがまかり通るなら、もはや憲法の足かせは全くなくなると言っていいだろう。ただ、事実として、他国での他国に対する武力行使が必要だ。
たとえば、元のイラク、フセインがクウェートに侵攻した時点で集団的自衛権の行使が可能になる。
記事でもわかるように、問題となっているのは自衛権の行使を海外でも行使可能にすることにある。
解釈で憲法の実質改正するわけだが、憲法の条文をそのままにして、何が何でも自衛権の拡大解釈をやりたいようだ。
集団的自衛権とは自衛権の拡大解釈だ。だから、従来の自衛権の根本的な考え方とは異なる。
ボンボン安倍は、憲法解釈の変更を閣議決定後、そのための法律を作る予定だ。
憲法改正がまだまだできないと踏んでいる状況で、こうした小手先の解釈変更で憲法を骨抜きにするようなやり方は、ボンボン安倍のような下衆な総理大臣にふさわしい。
他方、あのコバンザメの公明党、政権党のうまみに浸り続けたいがため容認するふりをしたり、拒否するようなそぶりを見せたりしている。そうやって事の内容の把握をわかりにくくしている。
したがって本心とは反対のことを言ったりする。
「政権離脱もありうる」ウソつけ!
集団的自衛権の最初は海外の日本人の救出に絡んだものだった。たとえばアルジェリアの事件での。
それが今や「日本への攻撃がなくても他国に対する武力攻撃発生時に自衛権を発動できることが柱」になった。
つまり、実際何をするかは総理大臣が決めるか、アメリカの要請により集団的自衛権を発動するかだということだ。
だから武器使用の範囲とか要件が出てきたのだ。
以前はあくまでも護身という考え方だった。しかし、実質的な戦争状態を前提すれば、そんなものでは間に合わない。しかも憲法に絡んだものだ。
つまり、海外の紛争に軍事介入するための憲法解釈の変更と「交戦規程」作りをやりたいのだ。「交戦規程」は憲法の解釈変更後に作る法律のはずだ。
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