手術記録 | Umi 43才 不妊治療記録

Umi 43才 不妊治療記録

膀胱子宮内膜症・チョコレート嚢胞・子宮腺筋症、AMH0.2以下、FSH高い。妊活中に膀胱子宮内膜症をみつけ、手術済み、妊活再開。誰かの役に立てればとブログに綴っていきます。

計画入院&手術のため、前日に入院して、夕飯後は絶食&下剤で胃腸を空に。


手術中胃中のものが逆流して窒息といったことを避けるためらしい。


ただ前日入院時、ばたついて午後の補食が足りなかったため、案の定夜中に低血糖症を発症した。

暑さと飢餓感。不安感。


ナースコールした。

血糖値測ってもらう。

100あるから安心して寝てで終わった。


反応性低血糖症は血糖値が一旦下がり切った後にグワーンと爆上がりしてその急な変化で体調が悪くなるので、血糖値が上がったからって安心ではないのだよ。


でもそれを看護婦さんに言ってもしょうがないので、冷たい枕と眠剤を飲んでなんとか寝れた。この時夜中1:30。


そして翌日6時には起き、術後に飲む1.5Lのぬるま湯を用意。


横になってても飲めるストロー付きの保温便を用意してもらった。(夫に)


顔を洗って、術衣に着替え、圧着ソックスを履き、下着はショーツのみ。


身支度終わった頃に看護婦がきて、簡単な記録をとり、今日の手術は予定より10分遅れるとのこと。


そしてそれまで飲み水禁止。


緊張のせいか、喉が渇いてきたけど、術前でダメ。


家族は付き添えない。手術当日はそうらしい。もちろん面会もなし。


何かあれば家族に連絡は行くが、何もなきゃ連絡なしだそう。


心細いけど、乗り切るしかない。

みんなそうやってるよね。


ドキドキしながら寝不足なチグハグな体調の中、術前の点滴が開始。


手術用の針は太いらしく、刺してからズズズズと奥まで刺し続けられて、声を出して痛がった。


点滴していても時間が遅遅と進まない。


嫌で怖い。

そういうことはいつもその瞬間までがスローモーションのようにゆっくりしてる。


10分前くらいに呼び出しが来た。

そのままスリッパを履いて、手術室まで点滴を支えながら歩いて行った。


自分の生年月日と名前、受ける手術の名前を伝える。綺麗に言えてないけど、通じたらしい。


そのままベッドに寝かされた。


4、5人のスタッフや医師からおでこや胸にパッチのようなものをつけられて、鼻に何か当てられた。深呼吸するように言われ、3回目くらいの深呼吸から記憶がなくなった。


声かけられて目覚めたのは自分の病室だった。



痛いですか?と看護婦さんに聞かれ、我慢しないで伝える。

痛い痛い痛いって声に出た。


なんか鋭い痛みがお腹のあっちこっちからきてる。


そのうち鎮痛剤を変えたらしく、少し楽になった。

そのまま泥のように寝た。


でもすぐにまた血圧だとか体温とか点滴を変えるとかで人が来ては何度か目を覚ました。


そしてふと痛みで目が覚める。痛み止め用のボタン手元に置いてあった。


痛い時に押すと痛み止めの薬剤が流れる。


昼間の手術だったが、この日は4、5回痛み止めを押して、翌日まで眠り通した。


声かけられれば答えたが、朦朧としてた。


体調ままならない中、ベッド周りにある携帯を探したが見つからず。家族への連絡は断念した。


間違えて貴重品ボックスに入れたかも。

でも取り出す気力も頼む気力もない。


夜中も小水を変えにくる看護婦さんが声かけてくれたりした。


熱を測ったり、お腹の傷を見たり、大変な仕事だなって思いながら、テキパキやって頂いて安心できた。


翌日、体を暖かいタオルで軽く拭いてもらい、パジャマに着替えた。


点滴は続いてるし、尿道からカテーテルがくっついててとても不便&座る時痛かったりする。


最初は部屋の中で洗面台まで看護婦さんが一緒に歩いてくれた。


顔洗っていいってなったけど、上半身屈んだらお腹が痛かった。


サクッと終わらせ、ベッド戻ると、掃除が終わっていた。


看護婦さんってこういうことまでされるのかと、逆に申し訳なかった。


そのままもう歩いていいと言われたが、昼前だったので、ベッドで休んだ。


昼ごはんは5分粥だ。


また低血糖になるのが怖くて全部食べた。


その後すぐに歩行練習。


歩く方が治りも良く、痛みも早く取れるとのこと。


しかし腹腔鏡手術でお腹を膨らませるガス

が大量に残っていて、お腹や肩や肋骨あたりがかなりジンジン痛い。


歩くたび振動で傷に響く。


食べた直後はパンパンな体がさらにはち切れんばかりな張り具合で、とても5分以上歩けなかった。


部屋に戻って休む。

ナースコールして追加の痛み止めをもらいたいと伝える。


そういう薬はないと言われた。

薬剤師から事前に聞いたことと違うことを指摘しても、薬剤師が間違えてると否定されて、次の痛み止め飲める時間まで我慢するよう言われた。


さすがにそこまではっきり言われると、そっかとしかできず、我慢。


結局寝る前に違う看護婦さんと話してたら種類の違う痛み止めを併用することができると知り、併用したらだいぶ楽に。


毎日違う看護婦さんだけど、昼間は同じ方がメインで担当してるようだった。


だけどこの1件でなんとなくその看護婦さんへの信頼感が持てず、なんとなく敬遠してしまった。


翌日痛み止めのことで謝られてきたけど、どうして知らなかったのが解せず、なんとなくそれ以上何も聞かなかった。


ただ、同じ病院でも人によって対応や言うことが違ったり、伝えたことが全て引き継がれてるかと言うとそうでもない(もしくは読む暇がない?)ので、察してもらうことはやめてある程度主張していかないとダメと知った。


ナースコールを押すことはやっぱ自分にとってハードル高いけど、どうしようもない時は押すしかないし。


一旦手術は無事終わったようで、詳しい説明はまた後日と担当医がふらっと現れて言って行かれた。


ただ、ディナゲストのせいではなくやはり生理と被ってしまったのか、出血が続く。


ちょっとだけ生理痛のような鋭い痛みが1、2回あった。


真っ黒な出血から鮮血に変わり、これで終われば良いけど。


もし生理2日目の量が術後2、3日続くのであれば医者に言わないといけないらしい。


一旦ここまでが手術の話。


中々体の痛みが取れず、みんな3泊4日で良く退院してるなってびっくりする。

自分はたまたま他の臓器の治りを見ないといけないから、退院がまだ先だが、現段階では体が5割しか戻れていない気がする。


仕事のこと考える早く治さなきゃって焦る。


退院できるようにしないと、また会社で気使うことになる。


胃痛がまた復活して、時々シュクシュクする。


こんな状況でも、入院生活もっと楽しんだらいいけど、あまり気を抜くと社会復帰できなそうで怖いのもある。


退院したらまた忙しくて疲れる日々だろうな…。


今日は5.5時間しか寝れなかった。


メンタルに左右されすぎないように気をつけよう。


まず体治すこと第一。