1年前の今頃、娘は「男の子として、生まれたかった」「女の子の服着たくない」「中学校の制服も男の子のものを着たい」と言い、家で取り乱すことが何度もありました
夏休みに入る前には、地域の子ども支援センターや発達支援をしてくださる施設で相談や面談を繰り返し、男の子の制服や体育着で通学する方向で話がまとまりつつありました
夏休みが終わる頃、「自分が男の子なのか女の子なのかわからない」「女の子でいることでいることに疲れただけかもしれない」「クラスの男の子達が喧嘩しながらもワイワイしてるのが羨ましかっただけかも」と言うようになりました。
大きな病院に通えるようになった秋、主治医の先生に「思春期の子供にはよくあること。ASDの特性もあり、深く悩みすぎてしまったのかもしれない。」と言われました。まだASDと診断が下りたばかりで、先生の言葉一つ一つに私は困惑を隠せずにいたと思います
その後、娘は医療保護入院をすることになったのですが、そこで自分とたくさん向き合い、自分の性別にも納得いく答えが出たのだと思います
思い返せば、高学年になった頃からASDの特性が強く出始めて、女の子特有の人付き合いに悩んでいたんだと思います
実際、毎日のように「私はこう思うけど、〇〇ちゃんは嫌がるかな?」「〇〇ちゃんのこと嫌いじゃないのに△△ちゃんに嫌われるのも怖くて悪口言っちゃった。」と悩んでいる姿を見ていました
入院中にアンガーマネジメントやアサーションを看護師さんや先生と学び、今では自分の気持ちを以前よりは大切に出来るようになったと思います練習と実践ではまた違うと思いますが、知識があるのとないのとでは生きやすさがだいぶ違うと娘を見ていて感じました
今日、嬉しそうに制服を着る娘を見て、なんだか胸がいっぱいになりました
\合わせてご覧ください/
主治医の先生に勧められた
\健康ライブラリーシリーズ/
娘の様子がおかしくなりはじめた頃から本を読み漁りましたが、1番わかりやすかったです