長女を見ると理由もないのにモヤモヤしていて
何か文句を言いたかった時の話。
初め運動不足が気になっていた私は
長女に
「運動しているの?」
「学校始まったら体力落ちているとキツイよ」
などと言って
運動させよう、させようとアプローチ。
長女は「うん、わかった。」
とは言うけれど私にはわかる
絶対やらないよね、その返事。
おりゃ~!運動はこうするんじゃい!
そう思うと、
もっとあれこれ言いたくなるのが常でして
運動するといいこととか
運動しないとこうなるとか
たくさん並べても全然効果なし。
ますます聞き流している長女に今度は
部屋にばかり籠っている!
と言ってみたり
スマホばかり見ている!
と言ってみたりするけど
結果はもちろん
どんどん嫌がった顔になるよね…
私の言葉がだんだん文句に変わってきている時点で
これは本音じゃないな~
アプローチ違うな~と思いながら
自分で自分が本当は何を言いたいのか
よくわからず暫し考える。
本音…
本音…
私の本音…
‥‥‥‥あ!
言い直します!
お母さん、寂しいんだ!!
長女に部屋が出来て、ご飯とテレビ観る時以外
ほとんどリビングに来なくなったし
リビングに来ても、スマホばっかりで
全然話が出来てなくて、急に離れちゃったみたいで
それがとっても寂しいんだ!!
と伝えた。
その時は
「ふうん」
と言って、大した変化はなかったけど
その日の夜はいつもより
ちょっと長めにリビングにいてくれたことを
お母さんは知っているよ。
文句は人を固まらせるけれど
本音は人を動かすよね。
そう言えば次女も同じアプローチしてたわ。
一見本音を言っているようで、文句だったお話でした。