IRIS+BV(イリノテカン・S-1+ベバシズマブBS)5クール1日目。 | 50代夫が大腸がんステージ3cから再発。がんと共存療法中。

50代夫が大腸がんステージ3cから再発。がんと共存療法中。

2022/07/14 S状結腸がん手術(ステージ3c)
同年9/16からゼロックス療法開始
2023/9/5再発(腹膜播種)ステ4
2023/9/21からIRIS(イリノテカン+S-1) + ベバシズマブBS

久しぶりに抗がん剤治療がはじまりました。

このタイトルでブログを更新するのも久しぶりですね。

 

今の抗がん剤と分子標的薬でガン細胞の増殖や転移等は抑えられていますので、引き続き同じ治療を続けます。

 

一度下がった腫瘍マーカーが再発時とほぼ同じ数値に戻ってしまいましたが、2/8に撮影したCTの結果は昨日の記事に書いた通り、横ばいという話でしたから数値も横ばいに戻っただけかもしれません。

もしくは4つの腫瘍のうちどれかが今成長している途中なのかもしれませんし、一度はすべての種類は小さくなったけど2つはサイズがもどってきてしまったことの表れとか?

 

また3か月後くらいにCT予定です。

 

腫瘍マーカーの数値を遡って載せます。

 

 

昨日は治療前の検体検査の為に夫は一足先に病院に行きました。

主治医の診察時間にあわせて私は車で病院に乗り付けたのですが、普段行かない時間に目にした病院の待合室のすさまじさに驚きました。

2週間に1度、夫はここでひとりで闘っているのですね。

 

診察室に入ると主治医が「あれ?珍しいですね。」と少し笑ってくれました。

貴重な笑顔いただきました。

(基本的にかたくて笑わずにクールです。子供にも敬語を使いそうなタイプ)

 

「今日は先日のCTの結果があるので来ました。」と返して和やかに診察スタート。

抗がん剤治療のルートキープも初めて見ました。

 

 

夫は何度かぎっくり腰とかぎっくり腰未遂みたいなものをやって過去に整形外科通院歴があります。

今は再発しても、痛み止め・湿布・コルセット等で時間の経過とともに良くなるのを待つのです。

結局整形外科に行っても同じような内容の為、整形外科には行かずに対処しています。

で、最近少し腰が怪しいので家にあったカロナール(おそらく今の病院で腹痛か何かの為にもらったもの)の服用と湿布で対処していました。

現在はカロナールは飲んでいませんが、家の鎮痛剤の在庫が乏しいので主治医に相談したところ、処方してくれることになりました。

 

もしかしたら尿管を圧迫していたガンが大きくなったのか、腹膜播種が進行して腰が痛いのか?と思ったこともあったのですが、

昨日の診察で全然違うとわかってホッとしました。

 

夫は「もう少し小さくなってて欲しかったなぁ。」と言っていましたが、お酒は飲みたい、ガンは小さくしたいはさすがに欲張りというものですよムキー

 

現状維持できているだけでも十分です。

 

データー的なものよりも目の前の元気でいつもと変わらない夫の姿を重視します。

あんまり一喜一憂して脳内ガン一色、なんて日々は避けたいですし、病気をきっかけに会話が増えたのも事実です。


不謹慎かもしれませんが、私たちは今の状況を楽しみ、あれこれ考えたり観察しながら話し合って暮らしています。


なった立場でしかわからないことが経験できていますし、このブログやプライベートや会社で誰かの力にはなれているはず。

決してムダな経験じゃありません。

 


現状維持と新たなる腫瘍は防げている可能性のある、勝手な食事療法

今日は私は出社・夫は休みなので作り置きをしました。

 

鶏と大根としいたけをだしとしょうゆで炊いたもの。

鶏もも肉に片栗粉まぶしてあるのでつるっとやわらかくなっています。

 

こちらの19ページの「とり肉と春野菜の炊いたん」の味付けを参考にしました。

 

点滴の週は少なめあっさりとリクエストをいただいていますので、あとはミニトマトとかちょっとしたものです。

 

鶏のだしがたっぷりのとろみがついた汁を捨てるのが惜しく、ある材料で作り置きの煮びたしにしてみました。

別の日に食べます。

 

大豆製品はガン予防の為にとり入れたい食材の上位に居ます。

お財布にも体にも優しいのでよく使っています。大原千鶴さんの料理が豆腐やお揚げをけっこう使うのでその影響もあります。

 

今の体に貢献できているかもしれないと思うと頑張れます。

 

 

腹膜播種って予後が厳しそうな話が多いですけど、5年生存率0%ではありません。

今こんなことを書いているうちにその何パーセントの数字も上がっているかもしれませんし。

 

今ガンでは無い私もガン以外のことである日突然いなくなるかもしれません。

もしかしたら夫よりも先に。

 

ガンでもガンじゃなくても粗末に生きることをしないよう、学びの時間でも与えられているのでしょうね。