先ほど夫の診察時間にあわせて遅れて私も病院入りしてきました。
現在は主治医から結果を聞いて一度帰宅して家にいます。
(夫はIRIS+BV療法の5クール目に入りましたので、後ほど迎えに行きます)
良い話が1つ。悪い話が2つ。私が主治医に確認した内容1つ。余談1つ。
良い話
CT検査の結果は横ばい(薬は効いていると判断)
4つあった腫瘍のうち2つは小さくなっている。
後の2つは誤差程度に大きくなっているようにもみえるがほぼ変わらないとの話。
肺や肝臓等にあやしい所見はありませんでした。
よかった。
「数えきれないほどになりました。他の所にもあやしいもの出てきちゃってます。」なんて言われなくて。
ベバシズマブという薬に期待できる、腫瘍の増殖や転移を抑えるという目的は十分に果たされていますので、主治医の評価としても「良い」だそうです。
(あくまでも夫の主治医のひとりの外科医としての評価です)
腹膜に4ヵ所の腫瘍(腹膜播種)が確認できたのは2023/9のこと。
そこかから現在の抗がん剤治療が始まって約半年。
ガンは大人しくしてくれているみたいです。
現在、普通に生活して好きなお酒も飲んでいますから、今の感じで暮らせる体を維持できているのであれば良いのではないでしょうか。
妻の本音としてはお酒はやめて欲しいですけど、お酒だけが悪いわけではないのでここは聖域と考えています。
お酒やめてタバコに走られたらそっちの方が嫌じゃないですか。
(たばこの煙は本人だけの問題じゃなくなるので)
本人なりに量は減らしていますし、治療の励みも必要でしょう。
悪い話①
腫瘍マーカーが再び増加傾向。
今の抗がん剤治療を始めた頃の数値に戻ったようです。
もしかしたら今腫瘍のどれかが成長しようとしているのかもしれないとか。
腫瘍マーカーだけではなかなか難しいので3か月後にCT撮影なんかをしてみて評価していくことになりそうです。
こんな感じです。
この後、腫瘍マーカーは徐々に下がっています。
悪い話②
エンドレス尿管ステントになりそうです。
尿管を圧迫している腫瘍については想像通りサイズダウンしていました。
でも腫瘍が無くなったわけではなく、いつ大きくなるかもわからないからということだと思います。
良い話と分けたくて悪い話にしましたが、実際にはそんなに悪いとは思っていません。
①については今さらジタバタするようなことでもないですし、ガンが体の中に4つもある以上そんなこともあるでしょうという感じです。
すでに腹膜播種というものすごい強そうなカード引いちゃってますし、腫瘍マーカーが上がったくらいでは驚かないです。
何を聞いてもそんなに驚かず、今夫の体の中がどうなっているのかを正しく知っただけです。
②については、ステントを入れていることで生活に支障はまったくないので半年に1度ですし、別にエンドレスでも問題はありません。
本人がちょっと面倒くさいでしょうけど。
私が主治医に確認した内容
キイトルーダが使えるタイプかどうかの検査は今しておかなくてよいのかということです。
主治医曰く、現状維持できている間は薬は変えない。
今の治療を続けていく中で、耐性が出来てきたと判断したら改めてやるようです。
「使える可能性は低いですよ。10~20%くらい。」と言われたので、「10~20%も使える可能性あるんですよね?」とオウム返し的に押しておきました。
私の引かない姿勢を改めて見せてしまいました。だって1~2%じゃないんですもん。まあ私の性格上、1%でも遺伝子検査はしてもらいますけど。
余談
主治医が4月に他の病院に行ってしまうそうです。
引継ぎは同じ手術に立ち会った先生にきっちりしてくれるとか。
診察の曜日も変更なしと。
すごくさびしいですが、ずっと同じ先生と喋っていると自分たちが見える景色も同じようなものになりがちです。
今の先生と新しい先生とどちらが良いとかはわかりませんが、もしかしたら新しい風になってくれるかもしれません。
ゼロックス療法の時の足先のかじかんだようなしびれがいつまでも引かないことを夫が相談しました。
治療が終わって数年しびれている人もいるので、今できることはしびれを緩和させるような対処療法薬を処方することくらいとの回答でした。
とりあえず薬はもらわず様子見です。
やれることがある限り前に進むのみです。