抗がん剤治療卒業後160日目 情報番組は参考程度にして、自分たちの意見を最優先。 | 50代夫が大腸がんステージ3cから再発。がんと共存療法中。

50代夫が大腸がんステージ3cから再発。がんと共存療法中。

2022/07/14 S状結腸がん手術(ステージ3c)
同年9/16からゼロックス療法開始
2023/9/5再発(腹膜播種)ステ4
2023/9/21からIRIS(イリノテカン+S-1) + ベバシズマブBS

チョイスみましたか?

昨晩、NHKのEテレに44分くぎ付けになっちゃいました。

 

今回は「50代から要注意! 進化する胃がん治療」でした。

 

見逃し配信

 

再放送:9/8(金)昼12時~12時44分

 

 

夫は胃がんではありませんし、私も今のところ健診では大丈夫ですが明日は我が身です。

夫が大腸がんになったことをきっかけに、大腸がんと関係ないことも含めてみていますが参考になります。

 

私の中で胃がんというと、子供の頃に家でみていたテレビでアナウンサーの方が「私の病名はがんです」と公表していた姿です。

そのことを調べたところ、1993年の出来事でした。

このころは「がん=死」というイメージだったと思います。

 

そして今では初期で発見できた胃がんであれば90%は治るとこの番組で知りました。

時代は変わりましたね。

 

ただですね、運がよかった方・成功例をまとめているような印象もありますので、必ず自分が同じ方法をとれるわけではないです。

 

がん研有明病院の患者さんの症例で番組が作られているのですが、この番組を見ているとなんとなくここに行くと何とかなりそうな気がしてしまいます。

すごく魅力的にみえるんです。

 

でもですね、行ったら必ずこの番組に出てくるような名誉院長とかすごい方が担当になるわけではないと思います。

もしかしたら研修医かもしれない。

 

例え名誉院長とかすごい先生ににあたったとしても全員がいい結果を持って帰れるわけではなく、再発・転移をしない保証もないです。

 

 

我が家は東京の多摩地域住民です。

知り合いからこの病院をおすすめされたことがありました。

 

夫と考えた結果、ここと有明を何度も行ったり来たりするのは現実的に無理なので選びませんでした。

「3か月だけ」とか期間が決まっていれば出来ますけど。

 

近隣の地域がん診療連携拠点の病院で治療を受けています。

 

夫の例だと今の病院の初診から数えて先日のCT検査までで通院回数は26回です。

電車の往復だけで3時間ですから、疲労が重なったりストレスが溜まって他のところが悪くなりそうだなって思います。

 

特に通院の抗がん剤治療は採血の結果次第では治療できずに帰されるだけになることもありますから、その為にというのもなかなか難しいです。

夫はゼロックス療法の後半、ほとんど毎回このパターンでした。

 

一度術後合併症のイレウスで救急外来からの緊急手術を即日対応していただいたのですが、近くの病院で本当によかったと今でも思っています。

おそらくその病院で手術をした患者でなかったら門前払いだったでしょう。

(2022年の7月末はコロナ全盛期で医療崩壊中で満床でした)

 

そして先日の腫瘍マーカーCA19-9の急上昇からCT検査が早まったりもしました。

がん治療はイレギュラーの連続なので何かあったときにすぐに行ける距離は大事だと思いますよ。

 

夫の通院記録はこんな感じです。

赤文字はイレギュラー要素(術後合併症とか抗がん剤不発とか)なのですが、けっこう多いですよね💦

 

術前6回

 

入院は除き、7回目。

 

8回目から13回目

 

14~21回目

 

22回目~29回目(年内の予定)

色を付けたところが明日、27回目です。

 

 

入院中は私もちょこまか病院に行っていましたので、それが有明だったらいくら夫の為でもそこまではできないな・・・っていうのが本音です。

 

 

昨日の夫の様子

体重:61kg(前日比+0.2kg)

足のしびれ:横ばい

今回は日曜日も仕事でしたが、いつもと変わらず元気そうでした。

 

明日はいよいよ運命の日。

CT検査の結果が何事もありませんように。

 

 

最近、ゼロックス費用のキーワードでこのブログが検索・クリックされているみたいなので、初めましての方様にリンク貼っておきますね。

 

こちらは発覚から今日までの治療費詳細です。