大腸がん発覚~術後補助化学療法(ゼロックス、またはCAPOX)までにかかる医療費の目安。 | 50代夫が大腸がんステージ3cから再発。がんと共存療法中。

50代夫が大腸がんステージ3cから再発。がんと共存療法中。

2022/07/14 S状結腸がん手術(ステージ3c)
同年9/16からゼロックス療法開始
2023/9/5再発(腹膜播種)ステ4
2023/9/21からIRIS(イリノテカン+S-1) + ベバシズマブBS

2023/3/14 無事に8クール目に入り金額がはっきりしたので追記しました。
健康保険は適用されます。

 

わが家の夫はガン保険に入っていませんでした。

(正確には入ってはいたのですが、免責期間中に罹患してしまいました)

 

結論:今のところ赤字ではありません。

 

そんな状態で突然がん宣告されたらいくらくらいかかるのかって不安だと思いますし、どのくらい用意しておけばいいのか見通しが立てば安心して治療を受けられることもありますよね。

一部会社からの援助もありましたが、何となるという実情も併せてお伝えできればと思いまとめました。

 

 

わが家の夫の一例として見てください。

  • 社会保険3割負担、限度額認定適用証有り
  • 174cmくらい・治療は56kg計算(薬剤料が体型で変わります)
  • S状結腸癌2か所を腹腔鏡手術にて切除
  • 術後合併症のイレウスは腹腔鏡手術にて剥離
  • 他の術後合併症で入院延長
  • 術後化学療法はゼロックス療法(オキサリプラチン200mlと後発薬カペシタビン錠300mgを1日10錠パターン)

 

異変を感じて町医者受診・検査にて大腸がん宣告~紹介状を書いてもらうまで。

 

紹介先の総合病院受診~入院前まで。

 

入院~ゼロックス療法4回目まで。

赤字はイレギュラーの出費です。

 

術後CT・ゼロックス療法5回目~。

このあたりから治療後半の為、検査各種と白血球減少による不発日続きです。

 

 

ここまで総額441,143円(入院時に必要に応じてかかる差額ベッド代・レンタルアメニティー・テレビカード代等は別)

 

 

イレギュラーな医療費は101,147円

(術後の合併症での手術・入院・抗がん剤治療スキップ回有り)

 

これを差し引けば340,000円くらいです。

最初から総合病院を受診していたら検査の重複もなかったと思いますので、そうするとさらに20,000円近く少なかったでしょう。

 

ただ、我が家が紹介された総合病院は紹介状なしに門扉を叩こうものなら初診料とは別に7000円掛かりますし、いきなり外科に通されることもありません。まずは内科から入って外科にたどり着くまでに時間もお金もかかりますから、ある程度あたりを付けて外科に紹介状を書いてもらう方が結果的にはスムーズでした。

 

 

ガン保険には入っていませんでしたが、医療費を支えて頂きました

約710,000円+夫昇給分など

医療保険で受け取った分 250,000円程度

お見舞い金 150,000円程度

お見舞金(後日受け取りました)100,000円+50,000円

会社からの治療費支援金 160,000円程度

夫昇給分(2022.10~)左矢印これも結構大きいです。

確定申告で医療費控除数万円戻りもありますが、金額は未定です。

※過去に書いた記事と少し数字が違うこともありますが、これが最新です。ご了承ください。

 

有休切れにつき休んでいた分は傷病手当金を受け取っていますが、これは無給だったところの生活費に使っていますので、こちらにはカウントしません。

 

生活費についてはこちらの記事で触れました。

 

 

現在は経過観察期間に入っているので、CTや大腸内視鏡等の定期検診にかかる費用目安も追加しました。