イラン爆発の首謀ほのめかし イスラエル極右閣僚に非難殺到20240425 | プルサンの部屋(経済・世界情勢・株・通貨などを語るブログ)

イスラエルで、治安当局の歴代長官らが団結して、ガザ虐殺反対とイラン空爆に強く反対してる。
そして、イスラエルの元首相もイラン爆発を喜ぶイスラエル極右閣僚に対して、激怒している。
それほど、イスラエルでは分断されている。
モサドでも、戦争反対派が増えており、イスラエルはかつてのような一枚岩でなくなった。
いずれか、イスラエルという国が消滅になるかもしれないというシナリオが浮上してきた。


イラン爆発の首謀ほのめかし イスラエル極右閣僚に非難殺到
4/20(土) 15:01
【AFP=時事】イスラエルの極右イタマル・ベングビール(Itamar Ben Gvir)国家治安相が、19日にイランを震撼(しんかん)させた爆発はイスラエルが首謀したものだとほのめかしたことで、同国の戦略を損なったとして厳しい批判にさらされている。
イラン国営メディアが同国中部イスファハン(Isfahan)州で爆発があったと伝える一方、一部の米メディアは同国当局者の話として、イスラエルがイランへの報復攻撃を実施したと報じた。
AFPはイスラエルの軍と政府にコメントを求めたが、いずれからも回答は得られなかった。
だが、ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相率いる連立政権の一員であるベングビール氏は、ヘブライ語のスラングで「こけおどしだ!」とX(旧ツイッター)に投稿。爆発はイスラエルが裏で糸を引いたものだが、生ぬるいという趣旨のコメントを書き込んだ。

この投稿は、ソーシャルメディアやテレビ番組でたちまち大きな反発を呼んだ。

前首相で野党指導者のヤイル・ラピド(Yair Lapid)氏は、
「閣僚が国家の安全保障、イメージ、国際的な地位をこれほどひどく損なったのは前代未聞だ」
「ベングビール氏はたった一言の許し難いツイートで、イスラエルを冷笑の的とし、辱めてみせた」とXに投稿。
イランから米国に至るまであらゆる国に恥をさらしたとしている。
 

学者で、地政学に関するポッドキャストの司会者でもあるシャイエル・ベンエフライム(Shaiel Ben-Ephraim)氏は、
ベングビール氏を「(爆発を)イスラエルによる軍事作戦だと認めた上で冷笑している」「そうすることで、イスラエルの抑止力を損ねている。閣僚として恥ずかしい限りだ」
と非難した。

 イランのタスニム通信は同日、ベングビール氏の投稿をリポストした。

 一方、ネタニヤフ氏率いる与党リクードのタリー・ゴトリフ(Tally Gotliv)議員は、イランでの爆発に喝采を送り、「誇らしい朝だ」「イスラエルは強力な国だ」とXに投稿した。ゴトリフ議員は、議会外交・安全保障委員会のメンバーでもある。