スロバキア大統領選 親ロシア派候補当選 2024/04/09 | プルサンの部屋(経済・世界情勢・株・通貨などを語るブログ)

スロバキア大統領選 親ロシア派候補当選 2024/04/09
ブラチスラバを聞いて、俺は懐かしい。
「007/リビング・デイライツ」だよ。
『007/リビング・デイライツ』1987年の「007」シリーズ第15作目。
シリーズ誕生25周年の記念作品でもあり、大型予算で製作された。
ジェームズ・ボンドをティモシー・ダルトンが演じた初の作品である。
映画の内容で、ボンドはソ連の影響下にある東側のチェコスロバキアのブラチスラヴァに偵察・暗殺任務でいたということになる。

スロバキア大統領選、ウクライナ支援停止した親ロ派首相の盟友が勝利
4/8(月)
[ブラチスラバ 7日 ロイター]スロバキアで6日に行われた大統領選の決選投票で、左派のフィツォ首相に近いペテル・ペレグリニ氏が当選した。
親ロシア姿勢を掲げ、ウクライナへの軍事支援を停止したフィツォ氏の政治基盤が強化されることになりそうだ。
現在、国会議長とフィツォ氏が属する与党の党首を務めるペレグリニ氏は、昨年10月に首相に返り咲き、内政面では刑法やメディア部門の改革を進めているフィツォ氏とは長年にわたって盟友関係にある。
開票率99.66%の段階で、ペレグリニ氏の得票率は53.26%
対立候補で親欧米派のコルチョク元外務・欧州問題相は46.73%にとどまった。

スロバキアでは大統領が持つ行政上の権限は乏しいが、法令に対する拒否権と憲法裁判所に異議を申し立てる権利、また憲法裁判所判事を指名する権利を有している。
こうした権利は、フィツォ氏が推進する各種改革が国内で政治的対立を引き起こす恐れが大きいだけに、今後重要な意味を持つと予想されている。
コルチョク氏は選挙戦で、ウクライナ支援停止は平和ではなくロシアの勝利をもたらすと訴えてきたが、「戦争の側ではなく平和の側にスロバキアをずっととどめておくために何でもする」というペレグリニ氏の主張に屈した形になった。