奈良で飲み歩き ㊦ 夜編 | A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC

奈良で飲み歩き ㊦ 夜編

前回からの続きです。

 

 

チェックインを済ませたあと2時間ほど爆睡、17時過ぎからの飲み歩きです。

まずは「ヤマトクラフトビアテーブル」という醸造所併設のクラフトビールのお店へ。

 

限定醸造のNAMELESS CHALLENGERSちゅうのを注文。

 

うむ、旨い。

 

それから丸刈リータピザ、

 

粗挽きソーセージフランク、

昼に国境食堂で食ったカツ丼がまだ腹に残っており、食欲はさほどないもののさすがに素ビールというわけにはいかんよな。

 

二杯目は「はじまりの音 ペールエール」なるものを。

これも美味しかったのですが、店内やや狭くてちょっと落ち着かず。

連れも同様やったようで「ほな次行こか」と、ここからBHT(バーホッピングタイム)突入です。

 

 

まずはならまちにある「リキッド」。

ここは12月にできたばかりの新しいバーで2時からやってるそうです。

オリジナルカクテルが充実しており、まずは「企業秘密ジンフィズ」なるものを。

これが実に美味やった。

どこが企業秘密なんかわからんが。

 

連れは「禁断のモヒート」を。

味にうるさい連れも絶賛。

 

一口飲ませてもらったけどまさに禁断の味わいでした。

 

二杯目は「ソルティメモリー」ちゅうやつを、

 

これもとても美味しかったです。

しょっぱいワイの青春時代が蘇る、なんてことはなかったが連れとは30年以上前からの知り合いで話す内容がだいたい若いあの頃のことが多いのでそういう意味では毎回青春時代が蘇ってるとも言えるかも知れん。

いやもしかしたら今も青春真っ只中なのかも知れん。

 

 

このバーはオススメですよ、奥さん。

 

 

お次はいつもの「アンバージャック」。

なんか奈良へ行ったときはいつも寄ってるな。

 

グレンスコシア。

「グレンスコシアどれくらい飲んだん?」

「少しや」

・・・・・・・。

 

それからブルックラディ。

アイラなのにノンピート、でも美味しくてボトルもウイスキーぽくなくてかっちょいいのです。

 

 

そして酔っ払い二人は近鉄電車で新大宮へ。

連れ曰く

「なんか日本一のバーテンダーがおるっちゅうバーがあんねん」

とのことでしたが、なんと休みでした。

「スターライト」っちゅうお店な。

♪夢はフリーダムフリーダムしゃぼんのように~♪

「そんなんスマホで調べて事前に電話して行ったらええやん」

と思う人が2000万人くらいいるかも知れんが、閉まってりゃ閉まってたで他行きゃええだけやし、また次来る理由ができたやん、とポジティブ思考なのです。

 

 

というわけで向かうはバー「ピピン」。

 

店内では「エラ&ルイ」がかかっておりました。

エラ・フィッツジェラルドとルイ・アームストロングの二人のコラボアルバムです。

「パリの4月」って曲がいいんですよ。

今の時期にぴったりやな、しかも「奈良の4月」よ。

そういや昔、奈良に住む女の子のことを「奈良ジェンヌ」とか言うてましたよね?

そんなん言うたことも聞いたことないって?

あ、そう。

 

 

ワイは余市を、連れは「アバディーン・アンガス」なるカクテルを注文。

連れ曰く「写真撮れるよう準備しとけよ」と。

これがね、ウイスキーを温めて火をつけて作るカクテルで、いわゆる「映え」るやつなんですわ。

 

こういうのを見るってのもバーの楽しみのひとつかも知れんな。

 

グラスホッパー。

喫煙場所は店の外にあり、出てみるとまあまあ雨が降っていて止みそうになかったのでこれにてお開きに。

言うても5時間半くらい飲んでました。

 

 

タクシーでJR奈良駅へ、そこで連れと別れる。

そしてワイは〆のコンビニ飯、ざるそばと握りを買ってホテルの部屋で食すのです。

なお「アンバージャック」で飲んでたときに映画の話題になり

「そういや「プリティウーマン」の女優の名前って何やったっけ?」

と二人して思い出せず、スマホでググりゃええもんをなんか意地になってなんとか自力で思い出そうとするも出てこずで、他の話をしてるときもずっとこのことが頭の片隅から離れず、メシ食ってベッドに横になってるときに唐突に思い出した。

「そや!ジュリアロバーツや!」

謎の達成感を味わいましたとさ。

 

雨に煙る奈良の夜は更けていくのです。