カラオケボックスで「ゲットバック」鑑賞
ブログをフォローしているプリンスファンのマリコさんがこないだ「カラオケボックスでプリンスのブルーレイを見た」という記事をアップしていて、
今さらジローラモかも知れんがカラオケボックスでBlu-rayが見れるなんざ全く知らんかったワイにとっては「そんなことができるのか!」と新年早々超びっくらポンやった。
あずきバーで頭を殴られたくらいの衝撃やった。
「ヨシ、ならばワイもちょっと行ってみるか!」
と思い立ったのが1月3日(水)、思い立ったら即計画の即実行、フッ軽(フットワークが軽いことな)と言えば聞こえはいいが単に暇なだけ。
早朝に実家から神戸に戻ってきて仮眠したあとに夕方から出かけるのです。
どうせ正月のカラオケボックスとか酔っ払ったリア充たちの巣窟と化してて激混みやろな、と調べてみると17時以降しか空きがなく、且つBlu-rayはどの部屋でも見れるというわけではないようだったのでネットで予約して行きます。
ちなみに明石駅前の「ジャンカラ」な。
なおこの記事中には謎のワードがちょいちょい挿入されておりますが特に意味はないので気にすんな。
とその前にどっかで一杯引っかけていくか、と向かうはいつもの王将でいつもの生中にリャンガーコーテルとジャストサイズのエンザーキー。
今年初王将の初生中に初カラーゲに初餃子。
この日はカラーゲが最高の揚げ具合で餃子もいい感じの焼け具合でいつもより美味しかったわ、なんとなくやけど。
そしてまだちょっと時間があったのでどっかで時間潰そうと立ち寄ったのが「寄道酒場 ひめ」という飲み屋。
ハイボとワイ的おでん四天王(大根・厚揚げ・こんにゃく・玉子)を頼んで時間が来るまでまったりと過ごします。
ママさんらしき人が
「これからまだどっか飲みに行くの?」
と聞いてくるので
「ええ、むさ苦しい男四人と会うんですよ」
と、まあ間違ったことは言ってないです。
ファミマで酒とツマミを買い込み、準備万端でいざジャンカラへ。
今さらジローラモかも知れんがジャンカラって「ジャンボカラオケ広場」の略やったんやな。
そんなんすら知らんかったというか気にしたことすらなかったわ。
正月から一人カラオケボックス、しかも目的がカラオケではなくBlu-ray鑑賞というもはやブルーレイボックス。
ジャンボカラオケ広場ならぬジャンボブルーレイ広場、ジャンブルよ。
今回持ち込んだBlu-rayはビートルズの「ゲットバック」、やはり1月と言えばビートルズのゲットバックセッションよなっちゅうわけです異論は認めます。
二時間勝負の散歩道、この「ゲットバック」はBlu-ray三枚組のトータルタイムが約8時間という圧倒的ボリュームで、さすがに全編通して見るのは時間的にも金銭的にも体力的にもムリなので三枚目のルーフトップコンサートの収録されているディスクだけを見たわけですが、それでも2時間以上あるので途中端折りました。
大画面・大音量で見る「ゲットバック」はもう最高に最高で、一緒に歌ったり、なんならエアギター・エアベース・エアドラムと一人ぼっちで弾けまくりんぐよ。
もうね、1969年1月の寒空のロンドンにエアタイムスリップしたと言っても過言ではないです。
いやさすがにそれは過言やな。
映画「レットイットビー」でもありましたが、最高のシーンは通りを歩くミニスカねーちゃんの後ろ姿よな。
異論は認めるが、同意も認めてくれるとええんやけど。
演奏の合間に誰かが
「ロックンロール!」
って言うたのに対しジョンが
「オマエもな!」
って返すシーンも最高にかっちょええわ。
二時間で2000円、
少し時間が余ったのでせっかくなんでなんか一曲歌って帰るかとチョイスしたのが「アイ・アム・ザ・ウォルラス」。
こんな曲、一人のときでないと絶対歌えんよな。
サイケと狂気とナンセンスと破調と混沌、それらが入り混じった超絶名曲よ。
異論は認めるが、同意も認めてくれるとええんやけど。
ホホホ!ヒヒヒ!ハハハ!
最高に楽しい時間を過ごしたあとはジュンク堂に寄って書籍を購入、「解体新書」ならぬ「買いたい新書」がいっぱいあるんですわ。
めっちゃターヘルアナトミア。
その後、〆で向かうは高級イタリアンレストラン「サイゼリヤ」。
コーンクリームスープと、
ボロニア風ミースパ(ミートスパゲティな)。
久々のスパゲチーは妙に美味しかったです(550円)。
新年早々大興奮の時間を過ごせました。
もうホンマに本マグロやったわ。
もちろん家でもBlu-rayは見れるんやけど、やはり画面と音量がデカいと迫力が全然違いますな。
加藤あいと阿藤快くらい別物やわ、いやさすがにそこまでではないけど。
次回はプリンスやな、いつになるか知らんけど間違いなく行くわ、間違いなく間違いない。
おまけ:
前回実家に帰ったという記事で中学時代の文集のことを書いたわけですが、
「子供の頃の写真を一枚持ってきてそれに一言添える」
というコーナーもあったんですよ。
8ミリカメラを手にした幼きワイの写真の吹き出しには読みづらいけど
「I AM THE EGGMAN」
と書かれており、
これは上述のビートルズの「アイ・アム・ザ・ウォルラス」の歌詞の一部なんですね。
「エッグマン」とはジョンの造語で、当時のワイは子供の自分をタマゴに見立ててこの吹き出しを書いたものと思われます。
ということで謎の伏線回収。
ググーグジューブ。